ラジオ体操第3による有酸素運動のススメ

小学校のころ、夏休みにせっせと通ったラジオ体操。
体育でやるのは第1と第2がほとんどですが、第3があるということをご存知でしょうか?

洗練されたラジオ体操

ラジオ体操は1946年4月「新ラジオ体操」として1946年にNHKで放送が始まりました。
当時は「いつでも、どこでも、誰でも」できる第1、青壮年向けに強度を高めた第2、さらに運動機能を高めるための第3と分けられ放送されていました。
しかしいずれも音声のみでは十分に動き方が伝わらないとして放送は中止。
その後再構成して第1と第2のみ放送が再開し、小学校等の運動として浸透しました。
その際に第3は難易度が高いことから除外され、幻のラジオ体操となってしまったのです。

ラジオ体操第3への期待

しかし現在、そのラジオ体操第3が公衆衛生学の分野から見直され、復活させようという働きがあります。
着目したのは龍谷大学の安西将也教授。
メタボなどの生活習慣病やうつ病の予防に適した運動を探していた際にラジオ体操第3に出会ったとのことです。
安西教授は実演DVDの作成を行うなどしてラジオ体操第3の普及に注力しています。
ラジオ体操第1は1分間当たりの拍数(BPM)が100に満たないゆったりとしたテンポがほとんどである一方、第3の拍数はおよそ120。
3分余りの間にジャンプや全身を使ったダイナミックな動きをはじめ、速いテンポに合わせた屈伸運動や足踏みが絶え間なく続きます。

安西教授と東近江市の取り組み

龍谷大学安西研究室の学生らで試したところ、心拍数は無理なく毎分130回前後に高まり、後半には150回まで上昇。
理想的な有酸素運動で、体脂肪を効果的に燃焼させられるとのデータを得ることができました。

ラジオ体操のススメ

ラジオ体操は男性なら5回、女性なら3回をするだけで一日に必要な最低運動量を満たせるほどの運動量があります。
また一曲3分程度なので、女性なら15分で十分な運動が可能です。

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大沼 泉株式会社ドクタートラスト ストレスチェック研究所

投稿者プロフィール

結婚・出産・育児といったライフイベントを乗り越えながら女性がいきいきと働くには、どんな職場環境が望ましいのか。ブラック企業から転職し、産休育休を経た経験をもとに、産業カウンセラー、そして働くママ社員の立場からさまざまな情報をお伝えしてまいります。
【保有資格】産業カウンセラー
【ドクタートラストへの取材、記事協力依頼などはこちらからお願いします】

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