
日本国内の医師の人数
日本全国の医師数は全国で約30万人。
これを多いと捉えるか少ないと捉えるかは、個人・地域によって異なるかもしれませんが、難関の国家資格を取得しなければならず、狭き門を通過した人のみがなれる職業であることは共通しています。
産業医の人数
その中で、産業医になるためには、日本医師会から認定を受けなければなりません。
実際に認定されている医師は約8万人といわれています。
おおよそ3~4人に1人の割合で、産業医の資格をもっていることになるのです。
※医者であれば誰でも企業に訪問して産業医として活動して良いという訳ではありません。
したがって、産業医を選任した際に労働基準監督署に報告を行わなければならないが、その際に「医師免許証」と「産業医認定証(または労働衛生コンサルタント合格証等)」等のコピーをエビデンスとして提出する必要があります。
男女比やメンタル専門医の割合
医師としての男女比はおおよそ8:2。
女性の多い職場環境だと、女性の医師を産業医に迎えたいという希望が多いものの、こう見るとまだまだ少ない母体数です。
さらには昨今必要性が強く求められるメンタルが専門の精神科医は医師全体の5%未満しかいません。
今後、ストレスチェックが義務づけられるよう法改正が行われれば、さらにメンタル医の役割は重要になってくると推測できます。
企業風土に合った良い産業医や、希望に沿うような産業医は色々な企業からさらに引く手数多になることが予想るため、今のうちから早めの確保をしておくことをお勧めします。