認知行動療法|認知の歪みを自覚する

「認知行動療法」という精神療法が、うつ病や不安障害、摂食障害などの多くの精神疾患の治療としてのみならず、ストレスの予防策としても効果があることが実証されている。

認知行動療法とは

私たち個人個人の認知・行動・感情・身体・環境は、常に相互に作用している。
そのうちの「認知」と「行動」に焦点をあて進めていく精神療法の一つである。

「認知」とは、現実の受け取り方や考え方を言い、それらに働きかけて「感情」を楽にしたり、「行動」をコントロールしたりすることでストレスや不安に対処するスキルを身に付けていくといった方法である。

考え方のクセ【自動思考】

「認知」の中でも特に、自然と・瞬間的に頭に浮かんでくるものを
「自動思考」と呼ぶ。

思考の多くは「自動思考」で、私たちは日頃自分が置かれている状況を絶えず主観的に判断し続けているのだ。
例を挙げてみよう。

現実の物事
・友人からメールが返ってこない


自動思考
・嫌われているのかもしれない

感情
・悲しい、辛い

このように、思考により、悲しみ・喜び・不安・怒り等人間の様々な感情が起きる。

ストレスの元 【認知の歪み】

ストレスを感じる場面では、否定的な自動思考のパターンが存在する。
これを「認知の歪み」という。
(上記例だと、「嫌われているかもしれない」という認知のあり方)

認知のあり方の結果、感情が作られるため、マイナスな受け取り方をすればマイナスな感情が作られる。
「認知の歪み」により自分を苦しめてしまうことになるのだ。

辛い時、辛いという感情を直接変えることは難しいが、まず「認知の歪み」に気づきそれに働きかけることで感情をコントロールすることができ、ストレスに上手に対処できるようになる。

実際に自分の認知の歪みを自覚するのは難しいが、「認知の歪み」は10のパターンに分類されているため、自分の自動思考がどれに当てはまるかを考えてみよう。

次回はその10のパターンについて紹介していこうと思う。

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