残業何時間越えで「ブラック企業??」

あなたは残業が何時間を超えると「ブラック企業」だと思いますか?
60時間?80時間?それとも120時間?

以前、株式会社ディスコが興味深いデータを発表いたしました。
就職活動中の学生1650人と主要企業約1000社の採用担当を対象に
ブラック企業についての考えを尋ねるアンケートを実施し、給与や勤務時間など
ブラック企業となる目安について学生と企業側の認識の違いを明らかにしました。
<就活生・採用担当者に聞いた「就活ブラック企業」 -2014年4月発行>
URL:http://www.disc.co.jp/column/?p=1796

その中で残業時間が何時間を超えたらブラックかという質問に対し、学生は「40~60時間未満」が最多だったのに対し、企業側は「100~120時間未満」が最多と学生と企業間の認識に大きな差がでました。

「残業100時間ってどれくらいだろう?」と思った方もいらっしゃると思います。
週休2日で1日8時間勤務として100時間の残業があるとすると、一日5時間の残業が毎日続く計算となります。

仮に朝9時出社で18時定時、内休憩1時間を含む勤務形態で1日5時間の残業をするとします。
そうなると退勤時間は夜の11時、1日の勤務時間は13時間となります。
1日の半分以上が働いてるという状態です。

ちなみに厚生労働省が提示する、「過労死ライン」が時間外勤務月80時間以上とされています。
つまり企業側がブラックだと思う残業時間は過労死ラインを超えているのです。

過労が続くとどんな症状がでる?

過労状態が続くと以下のような症状が現れます。
・心臓関係(不整脈、高血圧など)
・消化器官系(胃潰瘍、腸炎)
・神経系(神経痛や多発神経炎)etc…

他にもうつ病などの精神疾患などが挙げられます。
また過労による死因では心筋梗塞やくも膜下出血、過労による自殺などが挙げられます。

近年メディアなどでも「ブラック企業」が取り上げられ、学生はブラック企業というワードに敏感になっており、残業がないなどの働きやすい環境下で働くことを求めていると考えられます。

実際に企業の採用試験を受験する際、学生はインターネットなどで調べ、口コミで残業が多いなどの情報をみて選考や内定を辞退することも多くあるため、残業時間を減らすことで、過労死を防ぐだけでなく、選考や内定の辞退を減らすことができるのではないかと私は考えます。

過労死を減らすためにも、企業側にはこの結果を真摯に受け止めていただき、学生と企業側の認識の差が少しでも縮まる事を願います。

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