ストレスと高血圧

緊張すると、血圧が上がることはよく知られています。
でも、なぜ血圧が上がるのでしょうか?医学的な根拠があるのでしょうか?

ストレスを受けると交感神経の働きで血管が収縮し、血圧が上昇します。

もう少し詳しく説明すると、ストレスを受けると、脳の視床下部や脳下垂体から副腎ホルモンが分泌されます。
その刺激を受け、副腎からアドレナリン、神経末端からはノルアドレナリンが分泌されます。アドレナリンは、興奮したときなどに多く分泌される物質で、心拍数を高めます。

また、ノルアドレナリンは交感神経を刺激し、血管を収縮させます。血管が収縮すると、血液の流れる空間が狭くなり、血圧が高くなります。
心拍数が高くなると、心臓から送り出される血液の量が増えます。狭い空間を、多くの血液が流れることで、より血圧は高くなります。

ストレスと血圧との関係を知るうえでは、家庭血圧を測定することが大切です。
家庭血圧は、原則として起床時や、就寝前などに安静状態で測定しましょう。
普段と比べて大きく上昇しているときには、なんらかのストレスを受けている可能性もあります。
また、職場ではストレスがかかることも多く、仕事中は、だれでもある程度は血圧が上昇します。
しかし、上昇度が大きいと 『職場高血圧』ネクタイ という状況になるかもしれません。

ストレスによる血圧への影響を抑えるには、まずストレス解消を心がけることが大切です。

ストレス対処法の一例

睡眠前
ストレスによって脳の緊張状態が続くと、寝つきが悪くなることがあります。
そのような時には、無理して眠ろうとせず、眠たくなるまで趣味の時間として、好きな本を読んだり、音楽を聴くなどの方法で脳をリラックスさせてあげましょう。

入浴
ベッドに入る30分~1時間前に、ぬるめのお湯(熱いお湯は、血圧の変動につながるのでNGです。)につかるとリラックスでき、寝つきが良くなります。

適度な運動
適度な運動は、体の緊張をとり、気分転換とストレス解消の効果があります。
また、コレステロールを下げ、動脈硬化を予防する効果もあります。

ストレスを溜め込み過ぎて、職場で倒れるということが無いように、普段から自分の血圧をしっかりコントロールし、意識的にストレスを解消するようにしましょう。

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