
甘味があり、くせのない淡白な味の白菜は、他の材料との調和がよく調理法も選びません。
また、全体の約95%が水分と、決して栄養価が高いわけではないものの、微量ながら様々な栄養素がまんべんなく含まれており、糖質が少なく低カロリーなため、ダイエット向きの食材としてもおすすめです。
白菜の栄養素(食材100gあたり)
・ビタミンC(19mg)
・カリウム(220mg)
・食物繊維(1.3g)
・カルシウム(43mg)
白菜にたっぷり含まれるカリウムは、塩分を体外に排出する働きがあるため、高血圧症の方には積極的に食べていただきたい野菜です。
カリウムは芯の部分に豊富に含まれているが、水に溶けやすく加熱に弱いので、刻んでスープにすると最後までしっかり汁ごと摂取できます。
ほかにも、美肌効果、風邪の予防、便秘予防、疲労回復などの効果があります。
美味しい白菜の見分け方
まず白菜を買う際は、白い部分に黒い斑点や茶色いシミがついているものは避けましょう。
先端までしっかり葉が巻いていて、ずっしりとした重さがあること、またお尻部分が丸みを帯びているものを選ぶことがポイントです。
カットされた状態で売られているものについては、真ん中の盛り上がり部分に注目。
切り口が盛り上がっているものは、日にちが経っているものです…!
この時期なら日持ちもし貯蔵性にも優れた白菜。
なにより旬で様々な料理に使えるありがたい存在です。
寒さで体が冷えるこの時期、ぜひお鍋・スープなどに使ってみてはいかがでしょうか。