お薬の飲み方
- 2014/1/25
- 病状・症状

相変わらずノロウイルスをはじめとする胃腸炎、そしてインフルエンザの流行も始まりましたね。
引き続きうがい・手洗い・マスクの着用で予防に努めていきましょう!!
冬~春にかけてはこのような感染症や花粉症などでお薬を飲む機会が多くなる時期ですね。
処方されたお薬を正しく内服できていますか?
薬の飲み方は大体は次の通りに分けられます。
1 食後
最も良く目にする飲み方です。
食後というのは具体的に食事が終わってから30分以内をさします。
2 食前
食事をする約30分前に飲むお薬です。
3 食直前
あまり聞き慣れないかもしれませんが、糖尿病のお薬などでこのような飲み方をするものがあります。
食前よりももっと食事に近い時間。
つまり「いただきます!」という直前に飲むお薬です。
お薬の種類によって作用の出現時間が異なりますので、食直前のお薬を処方された時は、薬剤師さんの説明をしっかり聞いて、指示通り飲むようにしましょう。
4 食間
一番間違いの多いのがこちら。
以前、「食べながら飲むのですか?」と聞かれたことがありますが、「食事している間」ではなく「食事と食事の間」をさしています。
具体的には食後2時間くらいが「食間」に当たります。
腎臓病のお薬や、一般的に漢方薬は食間に飲むものが多くなっています。
5 食中
とっても珍しいですが、こちらは「食事している間」に内服するお薬です。
6 眠前
字のごとく、寝る前に飲むお薬です。
お薬と食事を関連づけて覚えている方が多いので、意外と忘れがちになります。
この他にも、朝起きた時をさす「起床時」。
必要な時にだけ飲む「頓服」などの飲み方があります。
お薬は一般薬・処方薬ともに指示された飲み方を守ってこそ一番効果を発揮してくれます。
かく言う私もすぐに飲み忘れそうになりますが……!
ぜひお薬の飲み方の参考にされてください。