「夜遅くまでがんばっている。」上司イメージで残業増。内閣府調査
- 2013/12/30
- 労働環境

仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)レポート 2013
内閣府から、
「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)レポート 2013」 が発表された。
http://wwwa.cao.go.jp/wlb/government/top/hyouka/report-13/zentai.html
企業と働く者、国民、国、地方公共団体等の取組を紹介するとともに、
仕事と生活の調和の実現状況を把握した上で、
今後に向けた課題を洗い出し、重点的に取り組むべき事項を提示している。
調査の中で、1日の労働時間別に、
上司が残業している部下にどんなイメージを持っていると思うか
を聞いたところ、
1日12時間以上働いているグループでは、
53%が「頑張っている人」と好意的に考えていると答え、
労働時間が10時間未満のグループ(38%)より15ポイント高い。
この結果から、上司が残業に好意的であると、
その部下が長時間労働をする傾向が見えてくる。
やはり残業を減らすには、
管理職の意識を変えることが必要となるだろう。
また、「残業をせず、早く帰宅すること」に関して
人事評価においては考慮されていない場合が最も多くなった。
「短時間で質の高い仕事をする人を評価すること」が、
残業を減らすために効果的な取組みとして、トップの票を集めている。