どうしてこの質問が選ばれたの?

今回はストレスチェックの質問がどうやって選ばれたのかについてのお話です。

チェックシートで採用されている項目は「職業性ストレス簡易調査票」から選ばれています。
この「職業性ストレス簡易調査票」、元々は57項目ある質問紙調査です。

では何故その中から以下の9つが選ばれたのでしょうか?

ストレスチェックの9項目

1.ひどく疲れた
2.へとへとだ
3.だるい
4.気がはりつめている
5.不安だ
6.落ち着かない
7.ゆううつだ
8.何をするのも面倒だ
9.気分が晴れない

・・・なんとなく思い出せましたか?

さて、この9項目ですが、ストレスに関する身体的心理的な症状や不調を確認するために、
まず最初に、57項目の中から「ストレス反応の尺度部分」である2,27,7項目が選ばれました。

全体的なストレスの増加に伴って現れる反応

・活気の低下→イライラ→疲労→不安→身体愁訴→抑うつの順番に出現すること

・「抑うつ」はストレス反応の中でも最も高ストレスで起きること

・「不安」は労働時間や業務量などの影響を鋭敏に受けやすいこと

・「疲労」の蓄積が将来の脳・心疾患のリスクを高めること

を考慮し、一定の精度が確保できる最低限の項目として選ばれました。

最後に、抑うつに関しては6問の中から3問を抽出し、
それぞれから3項目ずつ、合計9項目が標準的な確認項目として設定されました。

なんで数ある質問の中からこれらの質問が選ばれたのか・・・なんとなくわかりましたか?

ただし、この9問はその時の状態に左右される要素が多いので、
「検診の時に1度だけ」というのでなく、1年の間に数回、定期的に行っていくことが望ましいように感じます。

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