ストレスチェックの判断基準

チェックシートで採用されている項目は大きく分けると
「抑うつ」「不安」「疲労」の3つの尺度になることは前回までにお話しました。

ではチェックの結果がどの程度の数字になったら要注意爆弾なのでしょうか?

労働安全衛生総合研究所では、
まず労働者のうつ病の有病率(病気・けがをしている人の人口に対する割合)が2.4%であることから、
各尺度において上から5%程度を目安とすることが適当ではないかと考えました。

それを踏まえて各尺度を見てみると、

「抑うつ」は10点以上(6.3%)

「不安」は11点以上(4.3%)

「疲労」は12点以上(5.3%)

が1つの区切りとなります。

ここからそれぞれが重複する部分を計算し、1つの尺度でも上位5%になる人を面接対象と考えるとすると、
面接が必要となる人は全体の約12%になります。

単純に考えて10人に約1人。
つまり社員数が50人なら5人、100人なら10人、1000人なら100人という計算になります!!
なかなかに多いですよね…

過重労働面談や健康診断の事後面談等々にこの人数がプラスされるとなると、
産業医の先生方もなかなか大変そうです

数値が超えたら即産業医面談!

…ができればいいのですが、難しいのが実態ではないでしょうか?

そこで活躍するのが産業保健スタッフです。
数値が超えてしまった人に先に産業保健スタッフが面談し、
本人と話をすることで、現状の把握や必要な情報を収集することが可能です。
また、数値上では同じ危険レベルでも、
産業医面談を組む必要性のある人の優先順位をつけることができます。

事態が深刻化する前に産業保健スタッフを活用して早期発見早期治療につなげ、
生き生きと仕事のできる職場環境を整えていきましょう!

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