産業保健師の仕事【やりがい編】
- 2012/10/26
- 保健師

こちらのブログの『検索ワード』を見ていると
『産業保健師 ブログ』で検索して下さっている方も多いようです
恐らく、人数分布としては
看護師>保健師(保健所など)>産業保健師・・・という割合。
まだまだ知られていない産業保健師。
産業保健師になりたいけど、どんな仕事をするの?
どんなやりがいがあるの?
どんな人が向いているの?
・・・と思われる方も、沢山いらっしゃると思います。
私が考える産業保健の仕事の面白さとは・・・
①色んな方とお話が出来る
健康のお話だけでなく、その方が仕事や人生に対して、
どういう思いで向き合っているか・・・を伺うこともよくあります。
自分が勉強をさせて頂くこともしばしば。
②長く社員さんとお付き合いが出来る
その方が企業に勤務している間が、保健師としてお付き合いできる期間なので、
医療機関よりもずっと長い間、
その人の健康を支えることが出来ます。
結婚、出産、病気、異動といった様々なライフイベントを
一緒に乗り越えていく!というやりがいがあります!
③色々な企画にチャレンジできる
働く人が大きな病気にならないように、
病気を抱えた人も安心して働けるように、
会社と一体になって、色々な企画や取り組みを計画することがあります。
企画を考え、立案し、実行する・・・というのは
難しいですが、効果が出たときの喜びもひとしお!
④一般的な社会通念やマナーが身につく
病院という限られた世界で勤務していると、
電話の取り方、敬語の使い方、メールの文面や送り方・・・など
一般企業にお勤めの方の常識を、知らないことも多いのです。
企業に勤務すると、社員さんとのやり取りも多いので、
こういった一般常識も(勉強すれば)身に付けることができます。
自分の人生経験が増せば増すほど、
産業保健師の仕事は深みが出てくると感じています。
(これはどんな仕事でも同じ、ですね)
産業保健師としてはまだまだ・・・ですが、
保健師面談のお部屋のドアが開く度に、
「どんな方だろう。何を話そうかな。私に何が出来るかな。」と毎回ワクワクしてしまう私です。