ブラック企業の見極め方
- 2013/12/22
- 労働環境

就職活動が本格化してきており、企業に対して関心を持つ学生が増えてきている。
新聞でとある記事を読んだのですが「ブラック企業に脅える就活生」という大きな見出しがあった。
しかしこれは決して学生にだけ言えることではなく、転職を考える社会人にとっても
大きな問題になってくるのではないでしょうか。
ブラック企業なのかどうか・・・
・社員の平均勤続年数が長い
・長時間労働・サービス残業がない
・仕事の満足感が高い
・評価の透明性が高い
・福利厚生やワークライフバランス制度が実質的に機能している
・地位と権限が合致している
・社内研修とスキルアップが合致している
・国家・公的資格取得の援助制度がある
こういった部分での見極めが大切。
厚労省は離職率が高かったり電話相談で苦情が寄せられたりするなど
「ブラック企業」の疑いがあるおよそ5100の事業所を対象に
今年9月に立ち入り調査を行った。
約4200の事業所で労働基準関係の法令違反が確認されました。
「製造業」、小売・卸売業などの「商業」、「運輸・交通業」など
業種によってブラック企業になりやすい傾向があるようだ。
厚労省は違反した各事業所に是正指導をい、
応じない企業は労働基準法違反の疑いなどで送検・企業名を公表するとしている。
国に任せず、情報を集め自らの目で見極めていくことも必要。
しかし本当に大切なのは避けることではなく、改めさせていくことなのではないか。