有休取得率、47.1% 前年比2.2ポイント低下
- 2013/11/25
- 労働環境

有休取得率
厚生労働省が21日発表した就労条件総合調査によると、
2012年の正社員の年次有給休暇の取得率は
3年ぶりの低下となる
前年比2.2ポイント減の47.1%となった。
企業が付与した年次有給休暇日数(繰越日数は除く。)は、
労働者1人平均18.3日(前年18.3日)。
そのうち労働者が取得した日数は8.6日(同9.0日)。
取得率を企業規模別にみると、
1,000人以上が54.6%(同56.5%)
300~999人が44.6%(同47.1%)
100~299人が42.3%(同44.0%)
30~99人が40.1%(同42.2%)
以上となっている。
政府が「ワークライフバランス」(仕事と生活の調和)の推進を掲げ、
20年までに有休取得率を70%に引き上げるとする目標からは、
まだまだ遠い結果となった。
■平成25年就労条件総合調査結果の概況
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/jikan/syurou/13/index.html