AED
- 2012/12/6
- 病状・症状

先日、私の友人が新幹線に乗っていたときのこと。
突然車内がざわつき、「だれかAEDもってこい!!」という声が聞こえできたそう。
さて、そんな場面に遭遇した場合、みなさんはどう行動できるだろうか。
何かしたいけど、何もできないかもと思った方、AEDを使用するのは不安だという方。
病院外での、心臓突然死の数は、「年間約6万人」。
単純計算で1日164人ということを知っていただきたい。
AEDが使われたときの生存率は、「119番だけ」「応急手当あり」の場合に比べて、グンと救命率があがる。
ただし、AEDが使用されたのは全体の3%。
つまり、「AEDは有用なのに、使われていない」。
近くにAEDがあるのなら、躊躇せず使用しよう。
では、ここでAEDの確認をする。
AED(Automated External Defibrillator=自動体外式除細動器)
心臓に電気ショックを与える医療機器のことである。
けいれんして血液を全身に送り出すことができない状態(心室細動)の心臓に電気ショックを与え、正常な心拍を取り戻すために使用する。
AEDの使い方
機器の電源を入れると、音声が使い方の順に指示を出す。
指示通りに行動すれば大丈夫だ。
①AEDのフタを開け、電源を入れる。
自動的に電源が入るタイプもある。
②電極パッドのコードを本体に接続する。
接続されているものもある。
③電極パッドを貼る
貼る位置はパッドに表示されている。
④AEDが心電図の解析をします。
心室細動以外の不整脈や心停止の場合、呼吸や意識がある場合は電気ショックの指示はでない。
⑤電気ショックが必要な場合、ボタンを押す。
「ショックボタンを押してください」など音声で指示される。
以上のことを踏まえ、みなさんの通勤経路や会社周辺でのAED設置場所も確認してみていただきたい。