
近年、分煙・禁煙が浸透し、職場における喫煙対策が進んできている。
以前厚生労働省が発表した【職場における喫煙対策のためのガイドライン】では
以下の3つがポイントとなっている。
喫煙対策のポイント
ポイント1 喫煙室を設置
⇒可能な限り喫煙室を作り、非喫煙場所に煙が漏れないようにする。
⇒喫煙室を設置することが難しい場合は喫煙コーナーを設ける。
⇒喫煙コーナーは天井から吊り下げた板などによる壁、または衝立、
防炎フィルムによる囲い等により非喫煙場所に対する開口面をできるだけ小さくする。
ポイント2 たばこの煙と臭いは屋外に排出する。
⇒可能なかぎり局所排気処理装置または換気扇などのたばこの煙を吸引して
屋外に排出する喫煙対策機器を設置。
やむを得ず、空気清浄装置を設置する場合は適切に維持管理するとともに、
換気に特段の注意を払う。
ポイント3 職場の空気環境を測定する。
・浮遊粉じん濃度 0.15mg/m3以下
・一酸化炭素濃度 10ppm以下
・気流 0.2m/s以上
19日にニューヨークでは1箱1,000円超になる条例が可決されたりと、
NYでたばこ購入21歳以上に、1箱は1050円…依存防止広がるか(産経ニュース)
たばこ依存からの脱却が勧められている風潮は洋の東西を問わないが、
喫煙者・禁煙者ともに双方が相互の立場を十分に理解し、取り組みは今後も続けられるべきである。