冬の血圧上昇を避ける方法

今朝は昨日からのかなりの積雪と寒さで、通勤が大変でしたね。

冬の「つらい!」は皆さんどんな感じでしょうか?

・ 睡眠が浅く寝足りない
・ 空気や水が冷たく体がいつも以上に固まる
・ 体が冷えてコンディションが整えにくい

すでに今朝から体の疲れを感じている方も多いでしょう。
注意寒さによるこれらによるストレスは、交感神経を刺激して<血圧の上昇>が体内で起こりやすくなります。

よくTVなどで、冬の時期に高血圧の怖さを特集する番組が多く放送されていますね!
高血圧とは140/90mmhg以上の場合を指しますが、現在40歳~74歳の日本人を調べると、男性では約6割、女性では約4割もの人が該当しています。
まさに国民病となっているんですね(国民健康・栄養調査調べ)。

高血圧は通年で生活習慣に注意が必要なことは、よくご存知の方も多いですね。
今日は、特に気温の差がある環境にさらされることで、血管がキュッ!と収縮する点に注目です!
大きな血圧の変動によってダメージを受けやすい冬の血管。
これを守る冬バージョンの生活習慣について確認したいと思います!
急な血圧上昇を避けるために、何にどんな注意をしたらいいでしょうか?

急な血圧上昇を避けるためには?

冷気が入る服装は自然と体を縮ませ、肩こりや集中力低下の原因にもなります。
外出時、マスクやマフラー、手袋などで肌の露出部分を少なくしましょう。
路面が雪や氷で危険な場合には、靴も安全な平たいものでの移動が良いです。
姿勢に無理なく、リンパの流れも妨げません。むくみ対策にも有効です。

減塩

冬好む味には、ラーメン、もつ鍋、焼肉(タレ・塩)や、ブームの塩麹料理など、味が濃厚なメニューを好みやすいですね。
塩分の摂り過ぎになります。塩は体に水分を蓄積し、最終的に血液量が増え血圧上昇を招きます。
出汁の完食を避けたり、薄味メニューをなるべく取り入れましょう。

便秘解消

強くいきんだり、いきみ時間が長いと血圧を上げます。
また、冷たい便座に座るのことでも血圧を急激に上げます。冬のトイレは意外にストレスの場となりやすいですね。
マットレスを暖色系して視覚的に温まるカラーにしたり、便座を保温するなどして、ホッとする環境づくりしてみましょう。

空気

外気と室内の温度差は5度以内にすることが目安です。

入浴

脱衣所が寒いと感じる温度も血管に負担をかけてしまします。
よく入浴時や脱衣時に倒れる方がいますね。
かけ湯をする際も足元から順番にかけ、冷え切った体を湯の温度に慣れさせて入浴するのもポイントです。
ついつい寒くてザブン!と入る方は特にご注意ください!

高血圧では脳出血や狭心症などの合併症がよく知られているので、「合併症にならないように高血圧の症状にに気を付けます!」と言う方が時々いらっしゃいますが、残念ながら△です。
※恐るべしサイレントキラーの自覚が必要です!

高血圧による自覚症状(頭痛、頭重感、吐き気、動悸、倦怠感、むくみなど)は、必ず出る訳ではないことからサイレントキラーとも呼ばれています。
なので、自分で身体への負担を和らげる機会を持ちにくく、突然激しい発作や悪化になるのが更に怖いところです。

やっぱり冬は、快適な環境をつくり、体にやさしいメニューで、乗り切りましょうね。

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中山 真樹株式会社ドクタートラスト 産業保健師

投稿者プロフィール

看護師として病棟勤務を経て、現在は企業様を対象に保健師業務を行っております。企業の健康管理室に出向していた経験、また、現在訪問企業で実施している業務からヒントを得て、皆様が知りたいことをお届けしたいと思います。
【保有資格】看護師、保健師、第一種衛生管理者、養護教諭一種
【ドクタートラストの保健師サービスへのお問い合わせはこちら】
【ドクタートラストへの取材、記事協力依頼などはこちらからお願いします】

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