メタボのリスク、いつ実感?3話

今日は、メタボのデメリットについてご紹介します。

メタボでは、内臓脂肪の過剰蓄積がまず第1の注目点でしたね。
なぜ皮下脂肪ではなく、内臓脂肪なのでしょうか?実はここに大切なポイントがあります。

それぞれの働きをチェック

・皮下脂肪
皮膚の下につき、指でつまめる脂肪です。体を外の温度差から守ったり、ぶつかったときなどの衝撃を吸収する、栄養を貯えるなどの役割があります。

・内臓脂肪
臓器(特に腸を固定する膜)についています。増えても自覚が難しい脂肪で、蓄積されるとお腹が出っ張った体型になるのが特徴的です。

また、皮下脂肪と比べると代謝が高いため、食事改善や運動を積極的にすることで減らしやすい脂肪です。

では本題で、内臓脂肪とメタボの関係です。
メタボ、メタボ、と今や流行りのように単語は浸透していますが、「聞き慣れ」によって危機感を鈍らせている方はご注意下さい。

メタボリックシンドロームは、身体にとって良くない生活習慣を続けた結果、内臓脂肪型肥満となり、その過剰な脂肪細胞からある影響を及ぼすホルモンが分泌されます。その関係で深刻な病気に進行していく状態を指しています。

その影響力と範囲が重要です。

※高血糖
インスリンの働きが弱まり、血液中の糖が溢れた状態になります。

※脂質異常
血液中の中性脂肪が増えて、善玉コレステロールの割合が減ってしまいます。

※高血圧
血管が縮められることで心臓のポンプ作用が強まり、血圧が高くなってしまいます。

皆さん、健診結果でひとつでも当たはまっていたら、今のうちに、是非改善しておきたい習慣を、医師・産業医・保健師などへご相談下さい。

もし、これを放置した場合は…
・血栓(血の塊)がつくられ、ドロドロ血となったり、
・動脈硬化がジワジワと確実に進行します。カチカチのもろい血管です。

脳・心臓・目・腎臓など、生きる上で大切な臓器に、今度は病気レベルの悪化が同時に起こって行くようになります。

遂には、心筋梗塞、脳卒中、失明、人工透析など… どれも、通常の生活力を奪う油断ならない所見です。

メタボは、食べ過ぎや運動不足など、習慣の積み重ねが原因となって起こります。肝心なのは「見直してみよう」と言う気持ちがつくられることです。

次回は、メタボを改善するメリット、知って良かったデータなどをご紹介します!

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中山 真樹株式会社ドクタートラスト 産業保健師

投稿者プロフィール

看護師として病棟勤務を経て、現在は企業様を対象に保健師業務を行っております。企業の健康管理室に出向していた経験、また、現在訪問企業で実施している業務からヒントを得て、皆様が知りたいことをお届けしたいと思います。
【保有資格】看護師、保健師、第一種衛生管理者、養護教諭一種
【ドクタートラストの保健師サービスへのお問い合わせはこちら】
【ドクタートラストへの取材、記事協力依頼などはこちらからお願いします】

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