歯科医師による健康診断

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労働安全衛生法では、特定の業務に従事している労働者には、
6ヶ月以内ごとに歯科医師による健康診断を行わなければならない。

規定されている特定の業務

塩酸、硫酸、硝酸、亜硫酸、フッ化水素、
黄リンその他歯又はその支持組織に有害な物のガス、蒸気又は粉塵を
発散する場所における業務。
(労働安全衛生法施行第22条第3項)

歯科医師による健診を受けないと、
酸蝕症等の職業性疾病を発症する恐れがある。
酸蝕症は上記の業務に従事している、
労働者の職業病との認識もされており、
酸によって歯が溶けてしまい日常生活に支障をきたす恐れがある。

原因と弊害

特定の業務に携わっている労働者に多い酸蝕症等の歯科疾患だが、
近年では、それ以外の業務に従事する人にも見受けられる。
このことは、次の要因が考えられている。

・清涼飲料水の摂取量の増加、
・摂食障害による自己誘発性嘔吐
・健康増進のための酢の利用

また、トヨタ関連部品健康保険組合と豊田加茂歯科医師会の共同調査によると、
定期的に歯科医院を受診している人は、全ての病気にかかる年間の総医療費が
低くなる傾向にあることが結果として出された。

歯が悪くなると、食事が偏って栄養失調になったり、
肩こりや頭痛に悩まされ睡眠時間が短くなる等の弊害が起こり得る。

歯の悪化は、身体全体の健康や、精神面での健康悪化にも繋がる可能性があるのだ。

特定の業務に従事する労働者を使用している企業においては、
当然実施されているかと思うが、
可能であれば、労働安全衛生法に規定されている業務だけでなく、
その他全ての従業員に歯科医師による診断の受診をしてみては如何だろうか。

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