
PM2.5とは矢印大気汚染物質の1つです。
直径が2.5μmというかなり小さな粒子です。
健康にどういう影響があるか
矢印肺の奥深くまで入りやすいので、呼吸器系・循環器系への影響があります。
喘息や気管支炎・肺がんのリスクが上昇すると言われています。
基準値
矢印1年平均値 15µg/m3以下 かつ 1日平均値 35µg/m3以下 です。
注意喚起の値は、1日平均値70µg/m3(現在のところ)です。
1時間平均値85µg/m3を超えた場合は、都道府県等が注意喚起を行うことを推奨しています。
対策法
矢印・屋外での長時間の激しい運動や外出をできるだけ減らすこと
・屋内においても換気や窓の開閉を必要最小限にすること
※マスクについて
一般用マスク(不織布マスク等)ではPM2.5は通過してしまいます。
水に濡らしたキッチンペーパーを折りたたんでマスクの内側に入れるとよいそうです。
医療用の高性能なマスク(N95)は、微粒子の吸入を減らす効果があります。
ただし、かなり息苦しいです。(通常結核病棟などで着用するものなので。)
※喫煙について
屋内での喫煙はPM2.5の濃度をあげることがわかっています。
(日本禁煙学会 より)
PM2.5の話から喫煙の話になってしまいました。
パニックになる必要はないと思いますが、できるだけ吸い込む機会を減らすこと。
また、正確な情報を取り入れて、適切な生活を送ること。
こちらに環境省のサイトを載せておきます。参考にしてください。
http://www.env.go.jp/air/osen/pm/info.html