面談上手の先生とは

ひとくちに産業医といっても専門の診療科も異なれば、先生の人柄もそれぞれ。
企業との相性もあるので、一概にどんな先生がいいとは言い切れませんが、日頃さまざまな産業医とお仕事をしていて、この先生いいな~と思うのは面談がとても上手!とに気づきました。
産業医にとって社員さんとの面談は1番重要なお仕事です。

面談上手な産業医とは?

その1:まずはあいさつ、自己紹介

面談上手な先生は必ず「こんにちは。私は産業医の○○です」と自己紹介から面談を始めます。

その2:なんのための面談かを説明

たとえば過重労働面談であれば、「あなたは○月の残業時間が○時間でした。残業時間が月100時間を超えると、メンタル疾患発症のリスクや心筋梗塞・脳梗塞発症のリスクが生じます。今回は健康状態のチェックのために面談をさせていただきます」といったように、なんのための面談かを説明します。
呼び出してすぐ問診、となると社員さんはよくわからないまま質問を受けることになってしまいます。

その3:どのくらい時間がかかるのか事前に説明

社員さんは忙しい業務の合間を縫って面談に来ています。
事前に「この面談には10分~20分くらいかかります」と説明しておくことで安心して面談を受けてもらうことができます。

その4:説明上手!

社員さんは医療に関する専門的な知識はありません。
そういった人にもわかりやすいよう、病気や健康に関する話を専門用語を用いず説明できる先生はいい先生だと感じます。

その5:面談の結果をお伝えする

最後に必ず、「この面談の結果、医学的に見て私はあなたを通常に就業が可能と診断します」と、面談の結果をお伝えします。

そんなの当たり前じゃん、と思う方もいると思いますが、何の説明もせず呼び出して問診という先生も多いんです。
病院では、患者さんは目的を持って自分からやってきますが、産業保健での面談は社員さんを呼び出して(そうでない場合もありますが)面談をします。
なぜ自分が呼ばれたのか、何のための面談なのかというところをきちんと説明できる先生は産業医としていい先生だな~と思います。

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中村 眞弓株式会社ドクタートラスト 保健師

投稿者プロフィール

企業での健康相談や産業保健の経験を生かし、「じっくり聴く・しっかり考える」保健師を目指しています。社員の皆様・人事の皆様と一緒になって企業の健康を支えていけるよう頑張ります。
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