仕事に対する気持ち
- 2013/11/2
- 労働環境

仕事に対するモチベーションが低いとなかなか苦しいもの。
ギャラップ社が世界94カ国の労働者を対象に「仕事に対する気持ち」の調査を行った。
※ギャラップ社 1935年にジョージ・ギャラップによって設立されたアメリカ世論研究所(American Institute of Public Opinion)を前身とする。本社をアメリカ合衆国のワシントンD.C.に置くとともに、世界の30近くの国に拠点を設けて世論調査などを行っている。日本には1995年に日本オフィスが開設されている。民間企業による世論調査の先駆け的存在であり、その世論調査はギャラップ調査(Gallup Poll)と呼ばれて、高い信頼を得ている。
アメリカでは労働者の18%が仕事に対して否定的または敵対的な気持ち
で働いていることがわかりました。ギャラップ社はこれについて失業率の高さと関係しており、
嫌な職場であっても生活のためにやめられない、他の仕事に移れないことから
負の気持ちで働き続けることになると述べている。
中東やアフリカではこれが50%近い割合になる国もある。
日本では嫌々働いている人の割合は24%という結果。
日本のブラック企業問題にも関係がある。
生活の為にやめたくてもやめられない、嫌々働いているという声は多い。
しかしそんなことを続けていると精神的に参ってしまう原因にもなる。
気持ちと仕事
また、ギャラップ社の調査では仕事に対して積極的な人は、
中国では6%、日本では7%と低い数字に。
失業率は高くなくとも仕事での成果や喜びが還元されないと大きなストレスや怒りになり、
仕事に対するモチベーションは上がらないことがわかる。
逆にアメリカでは仕事に対して積極的な人は30%にのぼる。
各国で仕事の環境は異なりますが、自分の行いが評価されれば前向きな気持ちになれる。
自らの会社の社員達が高いモチベーションで仕事に取り組むためにも、
仕事や職場に対してどんな気持ちを持っているか知ることが必要である。