健康診断の受診率UPのコツ

先日訪問した企業様で、健康診断の受診率が悪く悩まれているという話がありました。
皆さんの会社は、健康診断の受診率はどのぐらいですか?
100%受診されているでしょうか?

企業の健康診断

派遣社員やパート社員が多い会社では、健康診断の受診率が悪いという話もよく聞きます。
各企業様で色々な工夫をされていると思いますが、ここで以前受診率の大幅UPに成功した企業の取り組みをご紹介します。

1.健康診断の受診は、従業員に与えられた義務であることを周知させましょう

従業員の中には、健康診断は受けなくてもよいものと思っている人も少なくありません。
健康診断を受診することの必要性と、社会人としてルールを守ることの大切さを伝え、受診を促しましょう。

2.各部署ごとに、健康診断の受診を促す責任者を決めましょう

健康診断の受診率が悪い企業では、人事担当者が健康診断の受診を直接従業員に促していることが多いです。
しかし、人事担当者が各部署や個人に健康診断を受けるように促しても、なかなか受診率は上がりません。
各部署内の担当者を決めて、部署内で受診を促すようにしましょう。
勤務スケジュールと医療機関のスケジュールの調整が必要なため、各部署の担当者に間に入ってもらったほうが、スケジュールの調整がスムーズです。

3.衛生委員会で受診率UPに向けて話し合いましょう

衛生委員会のメンバーは、各部署の衛生管理に関する代表者です。
衛生委員会で、企業として健康診断の受診率を上げるために、どのような取り組みを行うかを話し合い、方向性を統一しておきましょう。

4.各部署ごとの健康診断の受診率を発表しましょう

各部署ごとの健康診断受診率を発表することで、受診率が特に悪い部署の担当者に、受診率を上げるための工夫を促すことができます。
また、どのような職種で健康診断の受診率が悪いかを知ることで、受診率を上げるためにどのような対策や配慮が必要かわかります。
さらに可能であれは、各部署ごとに受診率の具体的な数値目標を決めて、どのような取り組みをするかを発表してもらいましょう。

5.受診率がよい部署がどのような工夫をしているのかを報告してもらいましょう

企業内で受診率がUPした成功事例を共有し、他の部署でも取り入れることが可能なものは、積極的に取り入れましょう。
成功事例として紹介されることで、翌年以降も高い健康診断の受診率をキープすることが期待できます。

6.健康診断を受診しない従業員に対しては、受診するまで何度も受診を促しましょう

健康診断を受診しない従業員は、数年間にわたり受診していない傾向にあります。
「業務が忙しく、たまたま受診出来なかった」わけではありません。
受診する必要がないと思っている可能性があります。
健康診断を受診するまで、根気強く受診を促しましょう。

7.複数回にわたり、健康診断を受診しない従業員に対する対応を、社内規則で決めましょう

社内の衛生管理規定や人事規定の中に、健康診断を受診しない従業員に対する対応を盛り込みましょう。
健康診断を受診していない従業員を雇用し続けることは、企業としても大変リスクが高いことです。
2回続けて健康診断を受診していない従業員に関しては、「日時を指定して健診機関の予約を取り必ず受診させる」や「健康診断の結果を提出するまでは、夜勤や時間外勤務を禁止する」などの対応を考えましょう。
健康診断を受診していないことを知りながら、負担の大きい仕事をさせることは企業の安全配慮義務違反ととられる可能性もあります。

健康診断の受診率UPのポイント

健診担当者が考えるだけでなく、企業全体の問題として捉え、各部署で責任をもって従業員に健康診断を受診させるようにすることです。
健康診断を受診させることは企業の義務です。企業の義務であるならば、社内規則に健康診断を受診することを明記し、受診しない従業員に対しては社内規則違反であることをきちんと伝えましょう。

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