定年後、元気に動けるのは平均5年?!
- 2013/4/14
- 健康管理

いきなりですが、日本人の平均寿命をご存知でしょうか?
男性:79.55歳
女性:86.30歳
※厚生労働省 平成22年完全生命表より
定年退職は65歳の企業が増えていますので、男性は退職後14年、女性は21年もその後の人生がありますね。
それでは皆さんが良く理想とする「ポックリ」亡くなる確率は?
実は、多くて10人に1人程度。
残る9人の方は、何らかのご病気や加齢により、介護や入院・治療が必要となってきます。
介護などを必要とせず、健康に自立して生きられる期間を『健康寿命』といいます。
男性:70.42歳
女性:73.30歳
男性は定年退職を迎えてから、たった5年!!
しかも、これは平均値なので、生活習慣病(糖尿病や高血圧、高脂血症)などを持っている方はそれよりも当然短い期間となってきます。
一生懸命働いて、リタイアしたら旅行や趣味に時間を費やしてみたい、そう思われる方も多いと思います。
けれど、その時間を決めるのは、定年退職後の生活ではなく、働いている今の生活。
健康診断を受け、医師や保健師から指導を受けると「症状もないんだからいいじゃないか」と思っていらっしゃる方も多いでしょう。
医師や保健師が見ているのは、「今」だけでなく「10年後、20年後のあなた」です!
症状がなくても、未来の自分への投資として、健診結果を確認し、きちんと治療や生活の改善を行っていただければと思います。