生理痛に我慢は不要

女性社員の方と面談をすると、
質問も多く頂く「生理痛(月経痛)」。

生理痛と痛み止め

生理(月経)のある女性の実に8割が、痛みを感じていると言われています。
その中でも、日常生活に支障を来たすような症状がある場合を、『月経困難症』と呼びます。

この割合が5人に1人。

しかし、毎月動けないような激しい痛みを感じていても、
「病気じゃないし、痛いのは仕方ないから、何もしていない。」
「薬を飲みすぎになると嫌だから、何も飲まない。」

・・・という方も多いのが実際のところです。

生理痛(月経痛)には、病気が潜んでいる場合と、そうでない場合があります。

病気が潜んでいる場合は、「子宮内膜症」「子宮腺筋症」「子宮筋腫」などが
考えられますが、これらは、婦人科を受診することで確認することが出来ます。

また、病気がなくても、年齢が若く、子宮が未成熟で固く、
上手く収縮できない場合なども、激しい痛みが出てくる場合があります。

どちらの場合でも、鎮痛剤やピルを飲むことで、症状の改善が期待できます。

特に鎮痛剤は、「痛くなってから飲む」のでは遅く、
「痛みが出る前に飲む」のがポイント。

例えば、月経2日目は必ず痛い・・・という人は、
1日目の夜から痛み止めを飲み始めると効果的です。

毎月数日鎮痛剤を飲む程度であれば、
鎮痛剤の飲みすぎにはなりませんので、ご安心ください。

★★★薬局で痛み止めを選ぶ際のポイント★★★

市販の薬にも、最近は様々な種類の痛み止めが販売されています。

有名なのは、病院でも処方される「ロキソニン」などですが、
成分が「イブプロフェン」という種類の痛み止めが
効果的に痛みを抑えてくれる可能性が高くなります。

また、生理痛専用の痛み止めとして発売されている「エルペインコーワ(興和)」。

こちらは、イブプロフェンだけでなく、
ブスコパンという、筋肉の痙攣を抑えてくれる成分が入っています。

生理の時は子宮の筋肉が痙攣のような状態になり、
強い痛みが出る方がいらっしゃるので、

・生理痛が酷いときに、お腹を壊してしまう。
・急に激しい生理痛が起こる。
・お腹全体がぎゅうっと痛くなる。

・・・このような生理痛のタイプの方には、効果が期待できるお薬です!!

生理痛(月経痛)には、我慢してよいことは1つもありません。

あまりに痛みが酷ければ、一度婦人科で相談すること。
そして、痛み止めを上手に活用すること。

この2つが大切です。

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中村 眞弓株式会社ドクタートラスト 保健師

投稿者プロフィール

企業での健康相談や産業保健の経験を生かし、「じっくり聴く・しっかり考える」保健師を目指しています。社員の皆様・人事の皆様と一緒になって企業の健康を支えていけるよう頑張ります。
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