潮干狩り:貝毒に注意!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

明日からゴールデンウィーク後半戦、どんなご予定をたててますか?
ゴールデンウィークに人気のスポットの一つ、
潮干狩りを計画されている方も多いのではないでしょうか?

貝の毒に注意しよう

そんな、潮干狩りが大阪では大変なことになっています!!
潮干狩りで取った貝アサリを持ち帰ってはいけないんです。

なぜ、そんな悲しい潮干狩りになっているかの原因は、貝毒なのです。

アサリに貝毒を与える、植物性プランクトンが大阪湾や淀川下流で大量発生しており、
府内の潮干狩り場3カ所では、客が採集したアサリを回収し、安全なアサリと交換する対策がとられています。

毒素を持ったプランクトン、アレキサンドリウム・タマレンセが発生すると、アサリなどの二枚貝は毒を蓄積してしまいます。
この貝毒は、加熱調理しても毒性は弱まらず、食べると舌や唇がしびれ、最悪の場合には死亡する危険性があります。
流域や府内沿岸部の天然シジミやアサリからは規制値を超える毒素が検出されました。
アサリのむき身を55~369個食べると致死量に相当するらしいです。

貝毒の規制値
貝毒の毒量は、マウスユニット(MU)という単位で表されます。麻痺性貝毒では、
体重20グラムのマウスを15分で死に到らしめる毒量を1MUとし、下痢性貝毒では、
体重20グラムのマウスを24時間で死に到らしめる毒量を 1 MUとしています。
規制値は、農林水産省及び厚生労働省の通知で定められており、
貝のむき身重量 1 グラムあたり麻痺性貝毒では 4 MU、下痢性貝毒は 0.05 MUです。

貝毒の症状
麻痺性貝毒
○食後 30 分程度で発症。
○舌、唇、顔面、手足のしびれ、運動失調。
○重症の場合には、1 日以内に呼吸麻痺で死亡することがあります。

下痢性貝毒
○食後 30 分から 4 時間で発症。
○下痢(水様便)や腹痛、嘔吐、吐き気。
○通常は、3 日以内に回復し、死亡例はありません。

せっかく潮干狩りに行ったのに、自分で採った貝を持ち帰って、
食べることが出来ないのは残念ですが、貝毒は非常に危険なものです。
都道府県や潮干狩り場の指導に従い、安全で楽しい潮干狩りにしましょう。

ちなみに、農林水産省によると
プランクトンが減少すれば、貝の体内の毒素も少なくなり、規制値を超えていた貝でも規制値を下回ります。
ただし、原則として規制値を連続して3回下回らなければ出荷できないこととなっています。
本来なら、規制値を下回った貝は食べても差し支えないところですが、
同じ海域内でも貝が生息していた水深や微妙な場所の違いなどで毒化の度合いが異なることも考えられるので、
安全を見越して、厳しい条件となっています。
従って、規制が解除され出荷されている貝を食べても貝毒による健康への悪影響はありません。
とのことで、基本的に市販されている二枚貝は安全です。

最後に追加情報潮干狩りに適した服装
・日差しの大きな帽子帽子
→ 春の日差しは油断しがちですが、長時間浴びる際には注意が必要です。
・長袖シャツ長袖に半ズボンショートパンツ
→ 日差し・肌寒さのどちらにも対応できます。ズボンの裾は捲っていても、
思いのほか濡れるものです。
・足元はサンダルビーサン
→ 裸足が一番と思われがちな足元ですが、貝殻で足を切ったり、ガラスの破片が落ちて
いたりと危険がイッパイです。また、寒い日は長靴の方がいいかもしれません。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

衛生管理者の必携知識

  1. 健康診断の受診義務が過重労働対策になる!

一目置かれる健康知識

ページ上部へ戻る