心筋梗塞とストレス

心筋梗塞というと「メタボの終着駅の一つ」とも言われており、
高齢者や肥満の方がなるものだというイメージが強い。
発症の引き金としては、ストレスやうつなどの影響が大きいことが知られている。
心筋梗塞は、循環器疾患のなかでも、発症の結果重篤な結果を引き起こす疾患だ。

心筋梗塞とは

心筋梗塞とは、心臓の血管が詰まったり、狭くなったりし、血液の運搬が遮断され、血液が供給されなくなった部分の心筋(心臓の組織)が壊死に陥った状態だ。

つまり、心臓の血管が詰まり、その先の筋肉へ酸素が届かず腐ってしまうことを言う。
致死率は30%にもなる、とても怖い病気だ。

危険因子

●高血圧
●高コレステロール血症
●喫煙
●糖尿病
●加齢
●家族歴
●肥満
●ストレス、A型性格
●運動不足
●男性

ほとんどが動脈硬化(血管の柔軟性がなくなり、弱くなった状態)によるものであるため、高齢者や肥満の方がなりやすいといわれている。

しかし、最近では比較的若い、働き盛りの方の発症も増加している。
これは、食生活や運動不足などの生活習慣の悪化とともに、
『過労』や『ストレス』が大きく関係している。
ハードな生活を送っていると起こることから、
過労やストレスが大きく関係している可能性がある。

スウェーデンのある調査では、市の職員で心筋梗塞になった人と、
健康な人を比較すると、心筋梗塞患者ははるかに長時間勤務をしていたという結果がでたそう。

また、ストレスでコレステロールは上昇、血栓もできやすくなると考えられている。

生活習慣を改善することはもちろんだが、ストレスをためない、
無理をしない生活を送ることがやはり良いようだ。

当然、過重労働は危険因子になる。

しかし、どうしても自分のことになると「まだ大丈夫!」
「まだまだやれる!」と頑張りすぎてしまう方も多い。

周囲の方が気遣ったり、仕事などの配分を調整してあげることも必要だ。

症状

●痛みの感覚:胸を締め付けられるような強い痛み(急性心筋梗塞では締め付けられるようなかなりの激痛)
●場所:主に胸部、その他に首、背中、左腕、上腹部に感じることもある。
●その他症状:冷や汗、吐き気、呼吸のしづらさ
●痛みの持続時間:数十分~24時間

心筋は一度壊死してしまうと、ほとんど回復が見込めないといわれている。
いかに早期発見し、早期に適切な治療を行うかが重要だ。

対応が遅れてしまえば、死にもつながる可能性もある。

「いつもと何か違う」「痛みがある」「呼吸がしにくい」などのときは、体がSOSサインを出している可能性もあるため、すぐに受診することをオススメする。

女性の場合には、特有の「胸痛」が現れにくいので、受診が遅れるケースが多い。
自分自身の体の違和感を見過ごさないことが大切だ。

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