
先日、糖尿病患者さんの治療と就労についてのデータが発表されました。
糖尿病治療と生活
病院通院頻度
月1回 6割
月2回 2割
病院通院時間
「平日午前」 51%
「平日午後」 25%
「週末午前」 18%
病院病院での滞在時間
「2~3時間」 32%
「1~1.5時間」21%
「2時間以上」 20%
※実際の診療時間
「10~14分」が39%
「15~29分」が30%
「5~9分」が21%
大学病院や中規模病院へ通われている場合、
待ち時間も含め、それなりに時間が必要という現状が伺われます。
病院の空いている平日に通院される方が7割近くなりますので、
「半休」もしくは「遅刻」「早退」が必要な方がほとんどということですね。
ご多忙なお仕事の中、
月に1、2回の通院でもお休みを取りにくい方が多く、
治療中断の大きな要因になっているそうです。
就労をしながら治療を続ける場合は、上司の理解がとても大切です。
通院の頻度が多くなりそうな場合は、
産業医と面談の上、「産業医意見書」というものに
『通院の配慮が必要』というコメントを頂き、
人事や上長に見てもらうことも出来ます。
ご自身で伝えにくい場合や、なかなか理解が得られにくい場合は、是非産業医をご活用下さい。