感染経路についてのお話です
- 2013/6/3
- 病状・症状

今日は感染症についてのお話です
感染症とひとことに言ってもいろいろな病気があります。代表的なものとしては、
現在話題になっている風疹がまさに感染症ですね。
風疹はどのようにうつるのかご存知ですか?
他にもインフルエンザ・ノロウイルス・結核・肝炎・HIVなどなど山ほどがあるのですが、
今日はひとつひとつの病気のお話ではなくどうやって感染するのか?感染経路についてのお話です風邪
感染経路には種類がありますシラー 全ての感染症が同じ感染経路を辿って感染するわけではありませんネツ
感染経路も様々な種類があるのですが、今日は日常生活において身近な感染経路をいくつか紹介します
経口感染
(腸管出血性大腸菌、赤痢菌、サルモネラ属菌など)
病原微生物によって汚染された水や食品を介して感染をしたり、
患者の排便処理の後の手洗いの不備などで食品や物が汚染されたりして、その食品や物から感染をすることもあります。
飛沫感染
(インフルエンザ 風疹 百日咳など)
患者が咳やくしゃみをした時のしぶきに含まれる病原微生物を、周囲の人が吸い込むことで感染をします。
この場合、空気感染と異なり、しぶきの届く範囲に限られ、病原微生物が長時間空気中に漂うことはありません。
飛沫核感染
(結核、麻疹、水痘など)
患者の咳やくしゃみなどによって空気中にでた病原微生物が、長時間空気中に漂い、
1 m 以上の長い距離を移動して広がり、それを吸い込むことにより感染しますエヘン虫飛沫感染と異なり、
範囲が限定されないので、感染が拡大しやすいです。
このような経緯で感染症が感染し、感染が拡大すると流行します。
感染症は、感染したからといって必ず症状が出るとは限りません。
日常生活習慣やワクチン接種注射により予防可能なものもたくさんあります
予防方法についてはまた後日お話したいと思います。