排尿時の不快感・・・
- 2013/6/17
- 病状・症状

排尿時に不快な感じがあったり、排尿の後しみるような痛みを感じたりする。
また、尿の回数が多くなるなど、このような症状ありませんか?
膀胱炎かも
男性より女性の方が、膀胱炎にかかりやすいと言われています。
その理由は・・・
身体の構造にあります。男性に比べて尿道が短いため、
細菌が膀胱内に侵入しやすいのです。膀胱炎は、女性にとって大変ポピュラーな病気です。
膀胱炎とはどんな病気でしょうか?
膀胱は尿を溜めるところで、内面が柔らかい粘膜の袋です。
その膀胱が炎症を起こすのが膀胱炎で、外部から腸内細菌(大腸菌など)が、
尿道をさかのぼって膀胱の中に入り、増殖することにより引き起こされます。
膀胱炎を引き起こす腸内細菌は、大腸・直腸に存在する菌なので、肛門やその周囲に存在します。
どのような症状が出るのでしょうか?
☆頻尿
排尿回数が増加し、10分前後の間隔でトイレに行くこともあります。
1回で出る尿の量は少なくなり、排尿後も残尿感が残ることが多いです。
☆排尿痛
炎症を起こした膀胱が、排尿により急激に縮まり刺激されるために排尿痛があります。
排尿の途中よりも、排尿の後半または終了後に下腹部や尿道口に痛みを感じます。
☆尿混濁
細菌が尿の中で増殖し、白血球や炎症を起こした膀胱の粘膜がはがれたりして
尿が白濁します。 膿のようなドロッとしたものが混ざり、臭いを伴うこともあります。
☆血尿
細菌が膀胱粘膜を傷つけ、肉眼で確認出来るほどの血尿が出ることもあります。
膀胱がからになる最後に強くなる排尿終末時血尿のことがほとんどです。
これらの症状があっても病院に行かないで我慢していると、排尿時以外にも
下腹部が痛むようになります。
熱が出たり、腰痛があったりする場合は、細菌が腎臓の腎孟まで炎症が広がり、
腎孟腎炎になっているかもしれません。
予防策としては
膀胱内に菌を入れない、膀胱内で菌を増やさない、身体の抵抗力を落とさない、
です。
具体的にはどうしたら良いのでしょうかはてな
トイレを我慢しない
(水分を多くとり、こまめな排尿で尿と一緒に菌を外に出すようにしましよう。)
身体の抵抗力・免疫カを落とさない
(ストレスや過労、過激なダイエットは避けましょう。)
下半身を冷やさないようにしましょう
これからの季節、オフィスの冷やし過ぎには気をつけて下さいね。