早食いはしていないだろうか?
- 2013/6/22
- 食事

忙しい毎日の中で、ついつい“早食い”をしてしまっている方も多いのではないだろうか。
早食いはさまざまな悪影響をもたらすと考えられている。
早食いの影響
早食いの影響としては以下が考えられる。
・ 肥満や糖尿病につながりやすい。
・ BMIが高い傾向がある。
・ 量を摂り過ぎてしまう。
・ 急激な血糖値の上昇につながり、インスリン分泌が追いつかず、高血糖につながる。
私達の体内には、満腹感を感じさせる「レプチン」というホルモンが分泌される。
早食いの人が食べ過ぎてしまうのは、このレプチンが食事が始まって15~20分経過してから分泌されることが原因だ。
早食いを防ぐためには
●よく噛む
よく噛むことは、痩せるだけでなく、リバウンド防止にも効果的だと言われている。
・ 満腹中枢が活性化し、食べすぎを自然に抑制。
・ 内臓脂肪分解を促し、脂肪が合成されるのを防ぐ。
・ エネルギー消費を促進。
一口30回を目標に、夕食だけからでも実践してみよう。
●野菜から食べる
野菜の含まれる食物繊維が糖質の分解、吸収をゆっくりにし、 その結果、食後の血糖値上昇を抑えたり、インスリン分泌の節約効果があると言われている。
●食器を工夫する
・ 細い箸:1度にたくさん食べ物がつまめないようにする。
・ スプーン・ナイフ・フォーク:最近では、スプーンに穴が開いていたり、ナイフが欠けていたりする早食い防止の面白グッズも販売されている。
たまには、敢えてフォーク・ナイフを使って食べるのも良いかもしれない。
●箸置きをつかう
一般に早食いの人は、食事中、箸を置かない傾向がある。
箸をもったまま次々と口に入れると、どうしても早食いになってしまう。
意識的に、一口ごとに箸を置く習慣をつけよう。
●水分の取り方
食事中、お茶やお水で口の中のものを流し込んでしまう方も多いのではないだろうか。
つい飲んでしまう方は、食事後にお茶や水をコップに入れると良い。
早食いは単に「くせ」になっている場合も多い。
意識さえすれば、今日からでもすぐに改められる習慣ではないだろうか。