本当は怖いネット依存

以前スマホ依存について触れたことがありますが、覚えていますでしょうか?
今回はもう少し話を広げてインターネット依存のお話をば!

怖いネット依存

インターネット依存とは、インターネットを慢性的に使うことによって、
現実の人間関係が乏しくなったり、社会に適応できなくなったりする状態のことです。
中でも特にコミュニケーション機能の使用が強く関係していることがわかっています。

携帯端末でインターネットが使えるようになってからは、更にその危険性が増しています。
電車の中でも、学校でも、ビル職場でも、更には歩いているときですら、
ひたすら携帯の画面を見つめて操作している人、見かけますよね。
最近では小学生でもスマホを持っているのも普通のことなのか、
事故防止のためのポスターを駅のホームで見かけることも増えました。

さて、そんな多くの人々を惹きつけるインターネットの魅力とは何なのでしょうか?
米国での研究によると、インターネットの主要な魅力は「匿名性」であるといいます。
インターネット上では、本当の自分とは全く違う人間を装うことができます。
また、自分も相手もどこの誰だかわからないため、
その関係が嫌になったらいつでも止められるという無責任ともいえる気軽さがあるのです。
この匿名性による気軽さに人は惹きつけられるのです。

インターネット依存になると、インターネットの世界を何よりも大切にするようになります。
現実の人間関係よりもインターネット上での相手との付き合いを優先させてしまうのです。
また、症状の進行と共に、インターネットの使用時間がどんどん増加しますが、
本人はそれを誤魔化す傾向があるようです。インターネットの使用を止めようとすると、
怒りっぽくなったり暴力的になったりするといった禁断症状が出る方もいます。

依存には物質依存と行動依存があります。
物質依存はお酒や薬などに依存するもので、想像に難くないと思いますが
インターネット依存は、「インターネットを使用する」という行動と、
その時の「別人になって嫌なことが忘れられる」といったような感情に依存するという
その「行動を起こしているときの感情」に依存する行動的依存であるといえます。

インターネット依存のためのクリニックを開設したり、
正式な診断基準を設けて、精神疾患の一種と認定しているなど、
海外では、インターネット依存が与える影響の大きさを認識し、国家的に対策を行っている国もあります。
では日本ではどうか?というと、まだ個人の道徳観やマナーの問題という認識にとどまっている状態です。

とはいえ、出費高額な使用料のために経済的に破綻してしまったり、
寝不足睡眠時間を削って使用した結果、体調を崩してしまったりなど実害が存在していることも事実です。
インターネット依存にならないよう、ひとりひとりが予防を心掛けることが大切です!

・使用時間が長くなりすぎないように注意しましょう
・体を動かしたたり五感を刺激したりする趣味を持ちましょう
・家族や友人と一緒に過ごす時間を大切にしましょう

そばにあることが当たり前となり、何をするにも便利なことから、
ついつい頼ってしまいがちなインターネットですが、
何事も過ぎたるは猶及ばざるが如しということをきちんと理解して、
快適なインターネットライフを送りましょう!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

解説動画つき記事

  1. 重症と軽症の違いはなに?〜新型コロナウイルス~

    【動画あり】重症と軽症の違いはなに?〜新型コロナウイルス~

  2. 【動画あり】「抗原」「抗体」ってなに? コロナ抗体検査は必要?

  3. 【動画あり】しんどさを感じている皆さんへ!アフターコロナ時代のメンタルヘルス

一目置かれる健康知識

ページ上部へ戻る