大人も感染に注意!~手足口病~

手足口病が流行中

手足口病は乳幼児に多くみられる病気で、
実際、感染の報告のほとんどが子どもだが、
大人が罹らないわけではない。

初期症状が、風邪の症状に似ているので、
夏風邪と間違われやすいようであるが、
ただの風邪だろうと思い込んで悪化させてしまうと、
大人が罹った時ほど症状が重くなる傾向がある。

大流行している現在、外出先やご家庭で、
夏休み中の子どもと接する機会も増える時期でもあり、
感染可能性も高くなる。

感染予防対処法などについて知り、 
予防や罹ってしまった場合でも重症化させないようにしよう。

【ウイルス】
・代表的なウイルス・・・エンテロウイルスやコクサッキーウイルス等。
            ※他にもいくつかの種類があり、ウイルスによって症状が異なる。
・湿気や高温に強い性質 ・・・ ジメジメ蒸し暑い夏の始まりとともに発生し、夏に流行しやすい。

【感染経路】
・飛沫感染 ・・・ 感染者のくしゃみ、鼻水や唾液などの分泌物。
・経口感染 ・・・ 感染者の便の中にウイルスが排出され、処理者の手などに付着して。
・接触感染 ・・・ ウイルスが含まれた水疱が破れ、ウイルスに触れることで感染。

【感染~発症~治癒】
・潜伏期間 ・・・ 3~5日間
・発症期間 ・・・ 1週間~10日ほど
・ウイルスの排泄期間 ・・・ 2~5週間かけて鼻水、便などから排出される。

【症状】
(風邪に似た初期の症状)
・微熱~40度の発熱
・のどの痛み

~中期以降の症状~
①特徴的なもの
・水疱性発疹(2~5mm大)・・・手のひら、足の裏、口の中を中心にできるが、
                 肘、膝、おしりなどにも米粒大の水ぶくれができることも多く、ほぼ全身に現れる。
・多数の口内炎ができ、強い痛みを伴うこともある。
・稀に発疹にかゆみを伴う。
・発疹やかゆみの症状が治まり、1~2ヵ月後に手足の爪がはがれることがある。

~中期以降の症状~
②風邪と似たもの
・体のだるさ
・集中力の低下
・頭痛 ・・・ ひどい場合は、「髄膜炎」を合併していることがあり危険である。
・悪寒 ・・・ 高熱が出る前、熱が上がるときに多い。
・筋肉痛、関節痛 ・・・ 高熱を伴うことが多い。

(重症化・合併症)
・熱は微熱程度のことが多いが、重症化すると高熱が出やすくなる。
・エンテロウイルスが原因の場合、急性脳炎、髄膜炎など中枢神経系に影響を及ぼす。

【治療・対処法】
風邪の時と同じで、これといった治療薬、ワクチンがあるわけではない。
時間の経過とともに自然に治っていくため、症状が治まるまで自宅療養に努めることが大切である。
基本は、栄養補給(摂取)と休養である。

・症状がとてもつらい場合も風邪の時と同様に、症状に合わせた対症療法を行う。
 Ex)発熱に解熱剤、かゆみに抗ヒスタミン剤などのかゆみ止め、冷やす等・・・

・特に、口内炎の強い痛みで食事が十分に摂取できなくなることが多くみられる。
 しみやすいもの、刺激が強いものは避け、消化が良く柔らかいものが食べやすいだろう。
 先に冷たい氷などを口に含み、麻痺させてから食べるのも効果的である。

【感染を防ぐ】
感染経路から、予防策も風邪とほぼ同じである。

・マスク、うがい、手洗い
 子どもに多く発生し、感染した子どものオムツ交換や看護をする時に、
 便や鼻水、くしゃみなどの飛沫感染をするケースが多い。

・感染者の食べ残しを食べることでも感染する。

・体力、免疫力
 子どもに多い病気が大人に感染しやすいのは、体力や免疫力が低下している時である。

暑さも厳しく疲れもたまりやすい時期はあるが、
健康に気を付けた生活を送れることが予防につながるのである。

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