中途採用者の健康管理

9~10月は、3~4月に次いで中途採用者が多い時期です。

せっかく手間と時間をかけて採用した大事な人材。
早く職場・仕事に慣れてもらうとともに、心身共に元気に働いて欲しい・・・と
思われる人事担当者の方も多いと思います。

しかし、会社が本人からの『SOS』を受け取る頃には、
休職・退職目前の状態になっていることも多いのが事実。

「少し体調が気になる」「疲れが取れない」
「眠れない日が増えている」「食欲がなくなっている」

このような小さなサインを出している状態から
何らかのサポートをしていくことが、
心身の病気を重症化させないコツです。

では、どのように不調の芽を見つけたら良いのでしょうか???

中途採用者の健康

いくつかの企業では既に実施されており、
取り組みやすい方法として、
中途採用入社後3ヶ月程度を目処に、産業医や産業保健師の面談や
スクリーニング用紙を用いたチェックを行うというやり方があります。

入社後3ヶ月になると
「人間関係」「仕事の全容」「周りの人の仕事のやり方」などが
見えてきます。

「入社前に感じていた仕事のイメージと現実とのギャップ」を感じたり、
そろそろ仕事を任され始め、プレッシャーや焦りを感じやすい時期にもなります。
特に、即戦力と見なされる中途採用社員は、その傾向が顕著です。

産業医の訪問回数が少なく、全員面談が難しい事業所では、
人事がスクリーニング用紙を配布し、産業医に面談対象者を絞ってもらう方法でも
良いでしょう。
※その際、「結果は産業医以外は見ない!」と明示することがポイントです!!
 人事担当者が目を通す可能性があると、
 人によっては人事査定に響くと考え、本音を書けないことがあるからです。

大切なのは、「不調が誰の目にも明らかになる前に」対応するということ。

秋に中途採用を多くされる企業様には、是非気をつけて頂きたいポイントです。

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中村 眞弓

中村 眞弓株式会社ドクタートラスト 保健師

投稿者プロフィール

企業での健康相談や産業保健の経験を生かし、「じっくり聴く・しっかり考える」保健師を目指しています。社員の皆様・人事の皆様と一緒になって企業の健康を支えていけるよう頑張ります。
【ドクタートラストの保健師サービスへのお問い合わせはこちら】
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