乳がん検診の選び方

乳がん検診といっても、がんを発見するための検査方法はさまざま。
健康診断で検査項目を希望する際、どの検査で受けたら良いのか、またそれぞれの検査方法の違いがわからず、迷うことはないでしょうか。
それぞれの検査の特徴を理解し、皆さんの年齢や状況に合った方法が選択できるように、乳がん検診について紹介します。

マンモグラフィー検査

マンもグラフィー検査とは、乳房のX線撮影のことです。
乳房を、透明なプラスチック板に片方ずつはさんで圧迫し、乳房をできるだけ薄くした状態で撮影します。
多少の痛みを伴うことがあるものの、生理前の1週間を避けると、痛みは比較的少ないでしょう。
時期としては、生理3~7日目の乳房が柔らかい時期が適しています。
特徴は、小さなしこりや、乳がんの初期症状である石灰化(乳管内のがん細胞によって、カルシウムが沈着したもの)を映し出すことができること。
これで発見される乳がんの70%以上は、早期がんといわれており、この段階で見つかれば高い治癒が期待できます。

<対象>
40歳以上の方
⇒20~30代の乳房は乳腺が発達しているため、がん細胞が乳腺に隠れてしまい、見落としてしまうことがあるため。
<注意>
・ ペースメーカーを入れている方、豊胸術後の方、妊娠中の方は受診できません。
・ 制汗剤やパウダーは、石灰化に非常に似て写るため、撮影前によくふき取りましょう。

乳腺超音波検査

乳腺超音波検査は、乳房全体にゼリーをつけ、超音波をあてながら、反射波をもとに乳房内の断面像を写し出す検査です。
痛みはないものの、診断医師・技師の読影力で結果が左右されることがあります。
マンモグラフィーで見つかるような、微細な石灰化の発見は難しい一方、手には触れないごく小さなしこり(しこりの有無・形・内部構造)を見つけることができるため、40歳未満の女性に適しています。

<対象>
・ 40歳未満の方
⇒乳腺の発達している若い女性でも、しこりを発見できるため。
・ 妊娠中、授乳中の方でも受診可能
・ 豊胸術後の方、乳房に痛みや外傷がある方

視触診

視触診では、医師が乳房にしこりや変形、ただれなどないか観察し、触れながら診察します。
しかし、ある程度の大きさがないと判別できないため、早期発見は困難です。
単独での検診効果はないため、マンモグラフィー検査や超音波検査と「併用」して行います。

マンモグラフィー検査と超音波検査、両方の利点を生かすためには、特徴に応じて使いわけるのが理想的です。
50代以上なら2年に1回のマンモグラフィー、40代では2年に1回のマンモグラフィー、もしくは、マンモグラフィーと超音波検査を隔年で行うのがおススメです。
乳がんの90%は痛みの自覚がありません。
そのため、定期的な検診で早期発見し、早めの治療につなげられるようにしましょう。

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