がん検診、知ってますか?

皆さんは、人間ドックやがん検診を受診されたことありますか??
都道府県別にみた、がん検診受診率が、こちらのページで紹介されています。
がん検診 愛する家族への贈りもの 都道府県別がん検診受診率

医療機関の数も多く、受診しやすそうな、東京や大阪の受診率が、実は平均を下回っているそうです。

2010年には年間約35万人ががんで亡くなっています。

2012年6月に閣議決定された基本計画では、
がん検診の受診率を5年以内に50%(胃、肺、大腸は当面40%)を達成することを目標としています。

この目標を達成するため、国・企業・地方自治体・関係団体等が連携・協力し、
普及啓発活動やイベントの開催等を行う「がん検診受診率50%達成に向けた集中キャンペーン月間」を毎年10月に実施しています。

そこで、今回は『がん検診について』です。

がん検診には、様々な種類があります。

まずは、臓器別がんの早期発見を目的とした、各種検診のご紹介。

肺がん検診

男女とも40歳以上は年に1度は受けましょう。
タバコを多く吸うハイリスクの人に対する肺X線検査と喀痰細胞診の併用、
およびハイリスクでない人への肺X線検査だけで十分有効であるといわれています。
肺がんは、治療技術が進歩し、早期のうちに発見して治療すれば約8割が治るようになりました。
早期の肺がんでも、がん検診で発見できる確立は高いことが知られています。

胃がん検診

男女とも40歳以上は年に1度は受けましょう。
一般的に「胃X線検査」、「胃内視鏡検査」、「ペプシノゲン検査」、
「ヘリコバクターピロリ抗体検査」などが行われています。
検診機関によって、実施される検査は異なりますが、「ペプシノゲン検査」、
「ヘリコバクターピロリ抗体検査」は、身体的な負担が少ない検査ではありますが、
検診としての効果は「胃X線検査」、「胃内視鏡検査」と比べて劣るといわれています。
また、がんの種類によっては、X線検査の方が発見しやすいもの、
内視鏡検査のほうが発見しやすいものなどがありますので、
年に1回交互にX線検査と内視鏡検査を受けることをお勧めします。
*経過観察のため、内視鏡検査を勧められている方は、指示にしたがいましょう。

大腸がん検診

男女とも40歳以上は年に1度は受けましょう。
便潜血検査が科学的に有効であると証明されています。
便潜血検査で陽性の場合には、大腸内視鏡検査を受けましょう。大腸がん検診では、
早期の大腸がんが発見される可能性が高く、その段階で治療すれば、ほぼ治癒が可能です。

子宮頸ガン検診

20歳以上の女性は、2年に1回、子宮頸がん検診を受けましょう。
子宮がんには子宮頸部と体部の2種類のがんがあり、両者はその部位もがんの種類も異なります。
子宮頸がんの検診では、子宮頸部細胞診が科学的に効果が高い検診とされています
。正常でない細胞が浸潤がんになるのに2~3年かかるため、
定期的に検診を受けることでがんになる前の段階で診断することが可能です。

乳がん検診

40歳以上の女性は、2年に1回、乳がん検診を受けましょう。
乳がんの検診では、「乳房X線検査(マンモグラフィ)」、「視触診」、
「乳房超音波検査」などがあります。乳がん検診を受診した人では、
早期の乳がんが発見される可能性が高く、その段階で治療すれば予後は良好です。
30代の人は超音波検査、40代以上の人はマンモグラフィ検査が推奨されています。
また、30代で1度ベースマンモと言われる、マンモグラフィ検査を受けることをお勧めします。

PET検診

このほか、全身のがんを検索する「PET検診」があります。

「PET」とは「陽電子放射断層撮影」という意味で、
ポジトロン・エミッション・トモグラフィー(Positron Emission Tomography)の略です。
PET検査では、検査薬を点滴で人体に投与することで、
全身の細胞のうち、がん細胞だけに目印をつけることができます。
専用の装置で体を撮影することで、 がん細胞だけを見つけることができます。
現在は、全国の専門施設で受診することができます。
ただしPET検診でも、発見しにくいがんもありますので、
PET検診を受診していれば大丈夫という訳ではありません。
たとえば、腎がん・膀胱がん・脳腫瘍・前立腺がん・胃がんなどは、発見しにくいと言われています。

それぞれのがん検診を単独で受診することも可能ですが、
実際には人間ドックなどのセットになった検査を受診される方が多いようです。
最近では、健康保険組合や企業などが人間ドックの受診を推奨し
、補助金などが出る場合もありますので、確認してみることをお勧めします。

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