ハンドクリーム
- 2013/11/20
- 雑学

冬になると、皮膚がカサカサ乾燥したり、ひどい場合は荒れたり、切れてしまう方もいる。
そんな手の乾燥に対して、ハンドクリームを使う方は多い。
ハンドクリーム
ただ、世の中にはたくさんの種類のハンドクリームが売られていて、選ぶのに迷うことはないだろうか?
使い心地、香りや、こだわる方は成分を重視して選ぶ方もいる。
そもそも、ハンドクリームは、次のような効果を期待して使用する。
①潤いを与える。
②バリア機能を持ち、守る。
これらの役割に影響を与えるのが、ハンドクリームそれぞれの成分である。
<よく見かける成分>
○尿素:水分を取り込む役割があり、皮膚を滑らかにしてくれますが、“保湿”という点ではやや劣る。
○ヒアルロン酸:少量でたくさんの水分を保持でき、保湿効果が非常に高い。
○ワセリン:油分として表面に膜を張り、水分の蒸発を防ぐ。刺激が少ないため、肌が弱い人にも使用可能。
○グリセリン:皮膚だけでなく粘膜にも使用でき、高い保護作用がある。
粘膜にも使用可能な点から、あかぎれひび割れなどのひどい肌荒れにも使用可能。
これらの成分に香りが加えられていると、香りによるリラックスやリフレッシュ効果も期待できる。
肌表面が乾燥した状態は、皮膚が角化している(固くなっている)状態。
それは弾力にも関係し、弾力が少ないと少しの刺激でも傷つきやすくなる。
適度にハンドクリームで潤いを与えることは、傷をつくりにくくすることにもなる。
使用する頻度は、気づいた時程度でよいが、
お湯で手荒った時は特に皮膚から水分が蒸発しやすくなるため、このタイミングで使用するとよい。
お肌のお手入れの意味が強いハンドクリームだが、使うことでお肌の健康のためにもなるのである。