もしも禁煙に成功したら
- 2013/11/24
- 禁煙

もしも禁煙に成功したら、どんなメリットがあるか
タバコが健康に良くないことはわかっているし、周りからも禁煙を何度となく勧められている。
ただ、「長年の習慣になっているし、今さらやめる気はないな。」などと考える愛煙家の方も少なくないのではないだろうか。
タバコは「いつやめても遅くない」といわれている。
これまでどんなに長い間大量にタバコを吸ってきたとしても、禁煙するのに“遅い”“ムダ”ということはないのだ。
タバコは「いつやめても遅くない」
—-タバコをやめることで得られるメリット—-
1病気のリスクから遠ざかる
例えば、肺の機能は禁煙を始めてから2~3週間で回復がみられる。
咳や息切れも1~9ヶ月で改善される。
継続すると、さまざまな病気のリスクから遠ざかることができる。
(例:COPD、高血圧、心疾患、脳疾患、動脈硬化、肺がん、食道がん、睡眠障害等)
2お金がたまる
現在は、健康保険を使って禁煙治療が受けられるようになった。
禁煙治療費(自己負担3割として)は、2~3ヶ月で12,000円~19,000円程度である。
1日1箱喫煙する方なら、2ヶ月のタバコ代は約24000円。
タバコ代より禁煙治療のほうが安くなる計算になる。
(処方される薬にもよります。詳しくは医療機関にお問い合わせください。)
禁煙することで、趣味や旅行や車の購入など、より快適で余裕のある生活を楽しめる。
もしも、あなたが禁煙に成功したら、どんなことがしたいだろうか。
3家族の健康のために良い
喫煙は、吸っている本人の健康にとって良くないのはもちろんですが、周りの人の健康にも悪影響を及ぼす。
空気清浄機は、タバコの臭いは除去しても、有害物質を全部取り除くことはできない。
受動喫煙により、さまざまな病気や死亡のリスクが高くなることが報告されている。
また、特に発達途中の子どもは、タバコによって大人とは異なる深刻な影響を受ける可能性がある。
禁煙は、始めたら短期間のうちに効果を実感することができる。
成果の出やすい楽しい作業ともいえる。
やはり、禁煙に遅すぎることはないのだ。
「禁煙する気はあるけれど、なかなか実行できない。」という方は、意志の弱さが原因ではない。
それは、ニコチンの強い依存性によるものだ。
「そろそろ禁煙しようかな。」と考え始めている方は、今がチャンスだ。