月経前後の不調は婦人科へ

先日、こんなニュースを目にしました。

月経随伴症状で年6,828億円の損失

内容は、簡単にまとめると、月経前後の腹痛・腰痛・眠気・倦怠感・イライラなどの様々な症状で、日本は経済的に6,828億円を失っている。
そのほとんどが、労働損失である・・・という記事でした。

また、女性の7割が月経に伴う不快な症状を持っているにも関わらず、婦人科を受診しているのは2割程度で、症状が強い人の中でも3割強しか受診をせず、市販の鎮痛剤などに頼っているとのこと。

なぜ婦人科受診に抵抗があるのでしょう?

婦人科受診に抵抗がある理由の1番大きなものは、やはり内診があることのようです。
確かに、内診は普通の診察に比べ、心理的に強い抵抗がありますよね。

しかし、内診によって、卵巣や子宮の異常や、感染症の有無など、問診だけではわからない異常をたくさん調べることが出来ます。

特に、女性に増えている『子宮内膜症』などは、内診や超音波検査などで、卵巣の腫れや、卵巣が他の臓器にくっついていないか・・・などの情報が得られます。

若いうちからしっかりケアをしていくことで、いずれ妊娠を考える際にプラスになるような、子宮や卵巣を守るような薬(低用量ピルなど)や漢方薬をもらうこともできます。
鎮痛剤も、市販のものを買うよりも費用が安く、効果が高いお薬をもらうことができます。

どうしても診察に抵抗がある人は、女医さんのいる婦人科を受診するのも良いですね。

また、内診が怖くて・・・ということを正直に医師に伝えても構わないと思います。
出来たら優しい先生が罹りやすいと思うので、インターネットの口コミサイトなどを利用し、話をよく聞いてくれる、優しいドクターを見つけておけばさらに安心です。

ストレスや食生活の変化で、月経に伴う症状が重い人は、今後どんどん増えていくと思います。
自分の体は、自分で守らなければいけません!!
今の自分も、未来の自分も幸せにするために、働く女性の方は、是非かかりつけの婦人科をもって頂きたいな~と思います。

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中村 眞弓株式会社ドクタートラスト 保健師

投稿者プロフィール

企業での健康相談や産業保健の経験を生かし、「じっくり聴く・しっかり考える」保健師を目指しています。社員の皆様・人事の皆様と一緒になって企業の健康を支えていけるよう頑張ります。
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