衛生管理者について

いつもブログを見てくださっている皆様のお勤め先、企業(事業場)の
『衛生管理者』の方は、肩書きだけの衛生管理者になってしまってはいないであろうか。

本日の内容は、衛生管理者の業務内容についてのピックアップ

そもそも『衛生管理者』とは。

→ 事業場の「衛生」にかかる技術的事項を管理をする者のことをいう。

■選任等について

→産業医と同じで業種を問わず、常時使用する労働者数が50人以上の場合に選任しなくてはならない。
(選任数は、事業場の規模によって決められています。詳しくは※安衛則7条)

→こちらもまた産業医と同じく、衛生管理者は選任すべき事由が発生した日から14日以内に選任、そして
所轄労働基準監督署長に申請しなくてはならない。

『衛生管理者の業務内容』について

→ ①労働者の危険または健康障害を防ぐための措置に関すること。
②労働者の安全または衛生のための教育の実施に関すること。
③健康診断の実施その他健康の保持増進のための措置に関すること。
④労働災害の原因調査および再発防止対策に関すること。
上記の事項のうち、とくに「衛生」にかかる技術的事項を管理することが主な業務である。

→ 実務としてはまず事業場等を巡視し、事業場全体の環境状態の把握を行う。
(※衛生管理者は少なくとも毎週1回は必ず事業場等を巡視しなくてはいけない。)

そして、巡視の際に①~④に関する、設備や作業方法又は衛生状態に有害のおそれがある箇所を発見した際は、
直ちに、労働者の健康障害を防止するために必要な措置を講じなければならならない。

確かに、産業医も衛生管理者も企業(事業場)・従業員の健康を目指すという目標は同じかもしれない。

しかし、それぞれが行うであろう業務は似ているようで全く違う。

「いつも産業医が頑張ってくれているから衛生管理者には何もさせなくて大丈夫だろう。」

ではなく、両者がそれぞれの業務をきちんと果たしているということが
元気で健康な企業(事業場)・従業員を目指すために必要なことなのだと思われる。

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田野優人株式会社ドクタートラスト 産業カウンセラー

投稿者プロフィール

日本の働き方、メンタルヘルスのあり方に不信感を抱き、大学では社会学を専攻。卒業後、健康経営のコンサルタントの道を進むべくドクタートラストへ入社。今まで延べ500社以上の企業へ訪問し、産業保健体制の実態を目の当たりにしてきました。また、産業カウンセラーとしても日々、悩みを抱える方々との面談を行っています。
【保有資格】産業カウンセラー
【ドクタートラストへの取材、記事協力依頼などはこちらからお願いします】

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