ライターアルバイト体験記!アルバイトの「やる気」はどこからやってくる?

「産業保健新聞」運営元であるドクタートラストで、ライターのアルバイトをしている秋本です。
広報部に所属しており、オウンドメディアにて掲載する文章の執筆を行っています。
まもなく入社して1年が経とうとしていますが、平均して週に2、3日程度しか出勤していないアルバイトの身としては「ようやく慣れてきたかなぁ」という具合です。
幸い社内の雰囲気も良く、人間関係にも恵まれたおかげで、ライターアルバイトを辞めたいと思ったことはありません。
しかし、この1年の間で「やる気」の上下は大いにありました。
そして、そのやる気が仕事のクオリティや速度にかなり影響することを、身をもって理解できた1年でもありました。
そこで今回は、私がライターアルバイトとして働くなかで体験したやる気が上がる・下がる出来事を赤裸々に紹介していくことで、パートやアルバイトのやる気がどこからやってくるかを明らかにしていきたいと思います。

やる気が低下した出来事

やる気が低下していると、仕事を進めようとしているにもかかわらず眠くなったり、書くべき言葉が思い浮かばなくなったりして、効率的に仕事を進めることができなくなりました。
ただ、やる気が低下していたからといって「仕事をしなくてもいいや」と思ったわけではなく、仕事をしなければいけないと頭では理解しているのに、どうにも仕事に集中できず、モチベーションも上がらないのです。
こうした状態に陥ってしまっているときは、以下のような出来事がきっかけとしてあったように思います。

ひたすら同じ作業をしている

2、3週間続けて同じ媒体に載せる記事をひたすら執筆していた時期はやる気が低下していました。
もちろん私はライターアルバイトとして入社しているので、文章を書くことが仕事です。
しかし、掲載する媒体が同じだと記事の内容も似てくるため、ひたすら同じ作業を繰り返している気分になり、モチベーションが低下しました。
また、大量に記事構成案を渡され、「いつ終わるんだ……」という先の見えなさもやる気を低下させる要因としてあったと思います。

難易度が高く、非常に時間のかかる作業をする

複雑な法令に関する記事など、事前の下調べに膨大な時間がかかる記事を執筆する際はモチベーションの維持に苦労しました。
もちろん、どんな記事でも事前の下調べは欠かせません。
しかし、下調べをしても内容を理解するのが難しい場合、理解できるまで調べる必要があるので、実際に書き始めるまでにかなりの時間を要します。
なかなか執筆が進まない焦りと難解な法令が理解できない苦しみはやる気を大きく低下させました。

やる気が向上した出来事

やる気があるときは執筆がどんどん進み、記事のアイデアも次々に生まれ、時間が過ぎていくスピードが速く感じました。
やる気があるときは、とくに「やる気を出そう!」と思っていたわけではなく、自然とやる気になっていた気がします。
この1年を振り返ってみると、「やる気がある状態」は以下の出来事によって生まれていたように思います。

裁量のある仕事を任せられた

基本的に、構成案に従って記事を執筆していくのですが、たまに内容の決定から構成、執筆まで任されることがあり、こうした仕事に取り組む際はやる気に溢れていました。
構成案に従って記事を書くよりも自由度があり、「どんな構成にしようか」「なにを伝えようか」「効果的な記事にするにはどうしようか」などを考えるのが楽しく、自然に執筆速度も上がっていきました。
内容の決定から自分で行った記事は、構成案から執筆した記事よりも愛着があるので、より「多くの人に見てもらいたい」という気持ちも強く、クオリティも向上していたように思います。

取組んだ仕事の成果が出た

自分が執筆した記事のPV数が上がったときは大きくやる気が向上しました。
オウンドメディアで記事を掲載する目的はPV数を増やし、企業の名前を多くの人に広報することなので、単純ですがPV数の向上は最も大きなモチベーションのひとつになります。
良い数字が獲れたら「もっとたくさんの人に見てもらいたい」と思うようになり向上心が湧いてきました。

これに関しては、ドクタートラストがPV数を僕に伝えてくれていて、自分の記事がどれだけ見られているかを知ることができたのが大きかったです。
また、ウェブサイト全体のアクセス数も教えてくれて「秋本くんが記事を書いてくれたおかげで、これだけアクセス数が増加した!」と言葉にして褒めてもらえたのも大きなモチベーションになりました。

会社の一員として扱ってくれた

アルバイトの私を会社の1人として認めて、話を聞いてくれたときはモチベーションが上がりました。
どうしてもアルバイトは持っている責任の重さが違うため、雑に扱われがちです。
私も以前のアルバイトでは、名前を覚えてもらえなかったり、理不尽に怒鳴られたりした経験があります。
しかし、ドクタートラストでは、アルバイトにもかかわらず全社会議や社長報告会に参加する機会もあり、広報部の一員として扱ってもらえました。
こうした扱いは「みんなの役に立ちたい」という思いにつながり、やる気も向上しました。

アルバイトにこそ必要な「ワーク・エンゲイジメント」

近年ワーク・エンゲイジメントという概念が知られるようになってきましたが、「ワーク・エンゲイジメントが必要なのは正社員だけ」という考え方をしている企業が多いのではないでしょうか。

多くのアルバイトは時給で働いており、どんなに適当に仕事をしても1時間の賃金が変わることはありません。
また、昇進に伴う大幅な昇給もないアルバイトにとって、「仕事を頑張る」のは非常にハードルが高く、やる気がない状態に陥ってしまうのは仕方のないことです。

しかし私は、アルバイトにこそワーク・エンゲイジメントが必要だと考えます。
実際に、アルバイトである私のやる気が上昇した瞬間は、裁量のある仕事を任され、その仕事が評価され、企業に貢献できているという実感が生まれたときであり、ワーク・エンゲイジメントが向上した瞬間でした。
つまり、「昇進」や「キャリア構築」という要素がないアルバイトが仕事を頑張るには、ワーク・エンゲイジメントこそが必要なのです。

もちろん、「時給」も重要です。
時給が低ければ生活できないので、辞めざるを得ない状況に追い込まれますし、高い時給はより優れた人材の雇用につながるでしょう。
しかし、個人的な感覚として「明日から時給100円アップするね」と言われたら、非常に嬉しくはありますが、仕事に対するやる気と作業効率の上昇につながるかは微妙です。
それよりも、裁量のある重要な仕事を任せてもらったほうが、やる気とモチベーションがあがり、より高いクオリティの仕事ができると感じます。
つまり、正社員やアルバイトを問わず「自分が会社の役にたっている」という自己効力感の向上が重要であり、アルバイトでも「やりがい」を感じる環境さえ整備すれば、やる気を引き出すことは可能だと思います。

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秋本雄基俳優兼ライター

投稿者プロフィール

俳優として舞台やCMなどに出演する傍ら、ライターとしても活動中。
持ち前の情報収集能力で、産業保健について猛勉強中です。
ちょっと難しい産業保健のお話をわかりやすく、おもしろくお届けできるように頑張ります。
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