これからの時期気を付けたい喉ケア!効果的なファッション、飲料は?

これからの時期気を付けたい喉ケア!効果的なファッション、飲料は?

秋の入り口は、夏に消耗または低下した体力が戻らず、朝晩の気温差などで「秋バテ」のような状態になる方も多い時期です。
加えて、風邪のような喉の違和感を覚えたり、身体のだるさが取り切れなかったりする季節ですね。
風邪は喉や鼻からウィルスが付着してしまうことが多いため、喉ケアをしていきましょう。
今回は手軽にできる「喉ケア」を解説します。

簡単おしゃれな喉ケアの一歩~首元のショール、そしてのど飴~

おしゃれにもなる麻やレーヨン素材等の涼しい素材のショールを首元に巻くと十分な喉ケアにつながります。
ショールは首元周辺の汗も吸いますので、汗で体を冷やしてしまうことによる風邪も予防できます。
また、首を冷やさず温めておくことで、室内のクーラーの冷気による冷えすぎも防げます。

のど飴の併用もおすすめです。
風邪はのどの乾燥から始まることが多いので、飴を定期的にお口の中に入れることで、喉を潤した状態にしておくことで、湿度(お口の中)を一定に保つことができます。
コロナウイルスが流行ってからはマスクをしておられる方も多くおられることと思います。そのこと自体が口腔内の乾燥を防ぎ、マスクによる加湿になっています。(ここ数年インフルエンザが爆発的な感染が広がらないのも、マスクによる飛沫感染の予防と手指消毒の徹底が要因と言われています)

マスクには、マスク用スプレーなどを噴霧し、好きな香りをかぎましょう。
鼻や喉に爽快感が得られるだけではなく、香りを嗅ごうと深呼吸することになり、リラックス効果につながります。
喉が少し痛いときには、うるおい成分をマスクの中に入れられるタイプの加湿マスクもドラッグストアに売られていますので、簡単に喉ケアできます。

デスクワークには加湿機能をプラス

デスクワークをなさっている方は、机の上に置くタイプの加湿器がおススメです。
オフィス内は換気や冷暖房の加減でどうしても乾燥しがちなので、デスクの邪魔にならない場所に加湿器を置いたり、常に飴などを常備しておいたり、ショールなどを首に巻いたりすることで風邪予防になります。

加えてマイボトル等に飲み物を入れておられる方もおられると思いますが、できれば常温または少し暖かい飲み物を入れてもらうと、飲み始めの湯気などが加湿の機能も果たしてくれるます。
飲み物の温度は、寒くなるにつれて少し体温に近いか、体温よりやや温かめのものを選びましょう。

これからの時期におススメの飲み物は?

この時期の飲みものとしては、お白湯でも良いですし、紅茶であれば和紅茶も良いですね。
和紅茶は国内で生産された紅茶のことで、その土地の風土で育った茶葉を使用し、農薬散布も抑えられおり、マイルドですっきりした飲み口になっています。
和紅茶にはテアニンというリラックス効果のある成分が含まれており、血行が良くなることから冷え症改善にもつながり、デスクワークで冷房に当たることが多い職場の方には飲みやすい飲料です。
またカフェインも含まれており、脳をすっきりさせる効果もあるため、コーヒーが苦手な方にも良いでしょう。
秋の茶葉には夏の刺すようなギラギラしたエネルギーいっぱいの光を浴び、カテキンとカフェインが1年の中で一番多い時期です。
お茶の葉は新茶の季節にくらべると固いのですが、味がさっぱりとして渋みも感じられるようになり、揚げ物料理などの脂っこい料理が増えてくるこの時期と相性がいいです。
秋にはカテキンが多く含まれるため、熱いお湯で淹れると、カテキンがじっくりとたくさん溶け出すため、体に優しく良いお茶となります。
また炒った番茶もおススメです。
炒った番茶は、煎茶にくらべると口当たりが優しく、秋のサンマなどとの相性も抜群です。
玄米茶はカフェインが少ないので、外回り等でお食事が遅くなる方にも安心で、お茶漬けにかけるお茶としても良いですし、新米の季節にもなります。
ごはんの味を邪魔することが少なく、お米そのものの力を引き出すことができます。
番外編では「なた豆茶」もほんのりと甘みがあり、香ばしい味わいでノンカフェインなので食事の邪魔にならず、普段とは少し違うお茶を召し上がりたいときに選んでみましょう。

さまざまな方法を少しずつ意識して朝晩の暑さが和らぐこの季節、体調良く乗り切りっていましょう。

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IKAZAKI MIZUKA保健師

投稿者プロフィール

看護師として病院勤務後、人工肛門ケアの認定看護師資格取得のため、アメリカ・クリーブランドクリニックに留学。帰国後、専門外来、市町村の保健師として母子保健を担当したのち、介護離職を経験する。復職後は、子育てをしながら、産業保健師として働く世代の方へ保健指導を行う。また、介護と子育てのダブルケア経験を活かすため、在宅介護のスペシャリストである介護支援専門員の資格を取得。
現在は、「地域包括支援センター」で、介護予防のための健康づくり、ダブルケア、8050問題、認知症など地域で暮らす高齢者のあらゆる相談を受け付ける業務を保健師として担っている。

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