労働時間の比較(日本と各国)
- 2013/8/18
- 労働環境

厚生労働省が取り締まりを強化している「ブラック企業」
昨今、日本では労働問題や就職活動でよく目にし耳にする言葉ではないだろうか。
英語圏では「Sweatshop」、中国語では「血汗工廠」というそうだ
過酷な状況でも働き続けなければならない労働環境はどうやら日本だけではないようである。
さて、今回は世界各国の労働に関するデータをご紹介。
[労働時間・労働時間制度]
一人当たりの平均年間総実労働時間(2011年)
日本は1988年の改正労働基準法により着実に労働時間は減少しており1,728時間
イタリアで1,774時間 アメリカで1,787時間
イギリスで1,625時間 フランスで1,476時間
ドイツで1,413時間 スウェーデンで1,644時間
(『データブック国際労働比較2013』より)
しかし月に100時間以上のサービス残業を強いる企業も決して少なくはない。
日本の年間労働時間は総務省統計局「労働力調査」では2,000時間超えにまで跳ね上がるとも。
平均はあくまで平均であり、データ以上に働かされている人々がいる。
もちろんそれは日本に限定したことではないのだ。
見えないところで強制力を維持し続けているサービス残業の存在は
いざその会社に入ってみないとわからないと思われる。
だからこそ、私たちは「変革の意識」を持ってもらいたいと願っている。
来年4月からはわたしもその一員として正しい労働環境の実現のために力を尽くしていきたい。