巻き爪の予防方法
- 2014/6/3
- 病状・症状

先日、巻き爪の原因について紹介したが、その原因を知ったら、次は予防対策をとることが重要である。
爪は「スクエアカット」に!
爪を切るときは、先端に丸みをもたせる「ラウンドカット」ではなく、先が四角くなる「スクエアカット」にしよう。
爪の先の左右を伸ばすことで、爪が巻きにくくなる。
あまり長すぎると先端が圧迫されて変形を助長してしまうため、白い部分を1ミリ程度残す長さが目安だ。
「靴選び」もポイント!
つま先に負担や圧迫をかけないよう、足に合った靴を履くよう心がけよう。
ヒールの高い靴や先の細いデザインの靴でなくても注意が必要だ。
靴の中で足が遊んでしまうような場合、サイズや形が合っているとはいえない。
巻き爪だけでなく、外反母趾など足の変形の原因にもなるため、普段履いている靴も、この機会に見直してみよう。
また、仕事などでどうしても窮屈な靴を履かなくてはならない場合は、時々靴を脱いで足をマッサージするなどの工夫をし、足先への負担を減らそう。
巻き爪を放置すると、指の肉に爪が食い込み、激しい痛みを伴うだけでなく、巻き込まれた皮膚が化膿してしまうことがある。
巻き爪による足の痛みをかばうことから、不自然な歩き方になり、足首や膝、腰などを痛めてしまうこともある。
そうなる前に、正しいケアを行い、巻き爪を予防しよう。
以上の2点に配慮し、これからやってくる梅雨を乗り越え、楽しい夏に向けて爪にも意識を向けてみてはどうだろうか。