コロナ禍でのキャリアはこれでいい?不安を感じている人にこそ読んでほしい

コロナ禍でのキャリアはこれでいい?不安を感じている人にこそ読んでほしい

新型コロナウィルスの流行によって、自身のキャリアについて「自分の人生、本当にこのままで良いのだろうか」と考え始めた方も多いのではないでしょうか。
株式会社リクルートが2021年3月に実施した「転職活動者の意識・動向調査」によると、転職活動を行っている方の約60%が新型コロナウィルス起因とのこと。
今回は、そんなコロナ禍でのキャリアの考え方をわかりやすく紹介します。

山の登頂を楽しむか、山の回遊を楽しむか

「やりたいことが見つからない」という声をよく聞きます。
周りから「将来何がやりたいの?」と言われるけれど思いつかない…今やりたいことが思いつかなくても問題ありません。
「医師になって多くの人を救う」などはっきりした将来像を決め、わき目もふらず、ゴールを目指すキャリアの描き方ももちろんありますが、状況に応じてさまざまなことを経験し、目の前のことに真剣に向き合うことで、次の道さらに次の道へとつながっていくキャリアの描き方もあります。
このキャリアの描き方に良し悪しはありません。
むしろVUCA時代と呼ばれる現代においては、後者のほうが柔軟に自分自身のキャリアについてイメージしやすいかもしれません(VUCA:グローバル化やIT技術の進歩により現代の経営環境や個人のキャリアを取り巻く環境の急激な変化により予測不能な情勢を示す用語(Volatility:変動性 Uncertainty:不確実性 Complexity:複雑性 Ambiguity:曖昧性 ))。

将来像を描けず悩んでいる方は、下記が参考になりますのでぜひ読んでみてください。

自分で選んだ道を正解にする

個人の働き方や価値観が多様化しているなか、自身のキャリアを決めることは難しいものです。
キャリアを振り返った時に、この道を選んだのは正解だったのか?と悩むこともあると思います。
転職を例とした場合、どれだけ企業について調べあげ、OBOG訪問を行い、内情を知ったつもりでも100%想像通り!とは中々いかないものです。
そのため、できる限りの情報を集めたうえで、最後は「将来像に向けてこの経験を活かす!そのために結果がでるまで努力する!」という気持ちが大切になります。
まだ将来像を描けていないという方は、後から振り返ってこの選択が正解だったと思えるくらいにひたむきに努力することで、きっとその先に見えてくるものがあると考えます。

まとめ

個人的に、キャリアはゴルフに似ていると思っています。
カップの位置が見える場合(コース・人)もあれば、木々によって現在立っている位置からは見えない場合もあります。
ホールインワンしか許されないと考えがちですが、大まかな方向性(自分がワクワクするかどうか)を定め、少しずつカップに寄せていく。
次第に先の見えない木々を抜け、自身の目指す将来像が見えてくるのではないでしょうか。
キャリアについて考えることは一朝一夕にはいきません。
そして、定期的に考える時間を持ち、軌道修正をする必要があります。
世間一般で言われている「こうあるべき!」に惑わされず、自分との対話を通して、満足のいくキャリアを描いてみてください。

<参考>
株式会社リクルート「コロナ禍における転職活動の実態を把握するためのアンケート調査」

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西口 新株式会社ドクタートラスト

投稿者プロフィール

前職は、いわゆるブラックと言われる環境でした。「働き方改革」と無縁の状況を体験しているからこそ、綺麗事だけでなくそういった環境で働いている人にも役立つ情報を提供できればと考えています。
【保有資格】健康経営アドバイザー

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