パワーハラスメントの分類
- 2013/8/8
- 労働環境

どの企業でも起こりうる問題、パワーハラスメント
パワハラは主に職権などのパワーを背景にして、本来の業務の範疇を超えて、継続的に人格と尊厳を侵害する言動を
行ったり、就業者の働く関係を悪化させ、あるいは雇用不安を与える行為。
パワハラの分類
(1)身体的な攻撃(暴行・傷害)
(2)精神的な攻撃(脅迫・暴言等)
(3)人間関係からの切り離し(隔離・仲間外し・無視)
(4)過大な要求(業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、仕事の妨害)
(5)過小な要求(合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じる事や仕事を与えない事)
(6)個の侵害(私的なことに過度に立ち入ること)
パワハラはうつ病などのメンタルヘルス不調の原因となることもある。
それゆえに、産業医との面談でパワハラの相談が発生することがある。
また稀に産業医へパワハラの解決を求められる方もいるが、根本的な原因を解決するのは企業側。
あくまで産業医は医学的な知見をもとに社員へ健康に配慮するようなアドバイスを行う立場になる。
最後に厚生労働省に相談窓口をまとめているサイトがありますので、紹介しておく。
http://kokoro.mhlw.go.jp/agency/worker/