花粉対策もニューノーマルへ!

花粉対策もニューノーマルへ!

3月といえば「花粉症」のシーズンの真っ只中です。
今年の3月は各地でスギ花粉がピークとなるそうです。
ちなみに2020年の春と比較すると東北は前シーズン並み、北海道は少ない予想ですが、九州から関東にかけて多く、四国や東海や北陸で非常に多くなる予想です。
今年は特に、新型コロナウイルス対策により換気を行うため、花粉症の方には昨年よりも辛い春になるかもしれません。
今回は、新型コロナウイルスと花粉症の症状の違い、コロナ渦の花粉対策のポイントについてわかりやすく解説していきます。

新型コロナと花粉症の症状

では、新型コロナウイルス感染症と花粉症の症状には、どのような相違点があるのでしょうか?
同じ症状としては、せきや熱、倦怠感、頭痛、息切れなどです。(参考:Carver County Public Health(U.S.A) Revised 5/1/2020)
症状の違いについてもお伝えすると、比較的わかりやすいのが「鼻水」です。
花粉症では、さらさらとした水のような鼻水がよくみられますが、黄色い粘り気が出た鼻水は新型コロナウイルスや風邪の症状に多いです。
また、下痢や体の関節の痛みは新型コロナウイルスでは時折みられますが、花粉症ではあまりみられません。
こういった症状の違いについても注意することが大切です。

ただし本稿執筆現在、微熱や発熱がみられない、無症候性の新型コロナウイルス陽性例もあり、花粉症の症状についても個人差が大きいです。
せきや鼻水などの風邪症状の体調不調を認める「花粉症の症状もあるけど、いつもより体がだるい」など感じる場合は「かかりつけ医・最寄りの医療機関」もしくは「自治体が設置する新型コロナウイルス受診相談窓口」に相談しましょう。
指示に従い、新型コロナウイルスの検査を受けることが望ましいです。
そして、体調不良を感じたら会社の規定に従い、出勤についても相談しましょう。

今シーズンは早めの花粉対策が鍵!

今年は、症状が出ないうちに早めに耳鼻咽喉科へ受診し、アレルギーのテストや花粉症に対する治療に対して相談を行い、対策をとっておくと安心です。
「でも病院に行くとコロナの感染が心配…」という方にはオンライン診療も考えてみてください。
初診でも対応している病院は増えてきています。

ウィズコロナの花粉対策について

◆窓を開けて換気をすることは忘れずに

花粉を心配して換気が億劫になってしまう方もいるかと思いますが、新型コロナウイルスの感染予防のため換気は必須です。
これまでと同じように換気を行い、空気を入れ替えましょう。

◆目や鼻をかいてしまう前に手洗いや手指消毒を!

新型コロナウイルスの感染経路は飛沫感染と接触感染です。
もしウイルスが付着している手で目や鼻、口などを触ってしまったら感染の原因になってしまいますが、きれいな手で目や鼻、口に触れても感染の心配はありません。
すでに顔に触れない、手洗いと手指消毒については意識しているかと思いますが、花粉症のシーズンはより一層注意してください。

◆使用済みマスク、ティッシュに気を付けて

くしゃみや鼻水が付着したマスクやティッシュは、他の人に新型コロナウイルスの感染を広げてしまうかもしれません。
通勤時など外出するときは複数枚マスクを持ち歩き、ごみ袋も持ち歩きましょう。
オフィスには自分専用のごみ箱を置いておくのもいいでしょう。
くしゃみをしてマスクが汚れたら変える、使ったマスクやティッシュは密閉した袋に入れるようにして、周囲の人への感染リスクを下げる気遣いをしていきましょう。

◆花粉グッズを活用してストレスフリーに

通勤時や仕事中にくしゃみやせきが出ていると、周囲の人のなかには新型コロナウイルス感染の心配をする人もいます。
自分自身が花粉症によりくしゃみや鼻水が出ていても「白い目で見られるのではないか」と不安を感じてしまいますよね。
マスク着用はもちろん、アレルギーの薬や点鼻薬、肌へのスプレー、眼鏡など対策を万全にして、症状を抑え、花粉によるストレスを軽減していきましょう。
また、玄関先でブラシや手で花粉を払う、コートは玄関先にかけるなどを行い、オフィスや自宅の部屋に花粉を持ち込まないようにすることも大切です。

◆オフィスでの対策について

前述したように、症状が出ていても花粉症なのか、新型コロナウイルスによる体調不良なのかが判断が難しい部分があります。
オフィスでも基本的に3密を避けること、マスク着用、手洗い、手指消毒を徹底することが大切です。

また、オフィスでは加湿も大切です。
新型コロナウイルスの飛沫は乾燥した空間で広がりやすく、花粉も非常に軽く空気中を浮遊しています。
加湿を行うことでウイルスの飛沫を抑えられ、花粉も床に落ちやすく、落ちた花粉が巻き上がりにくくなります。
加湿器などを利用して「オフィス内の湿度を60%程度」に保つようにしてください。

また、通勤することで花粉症状が悪化する方も多いと思います。
新型コロナウイルスの感染予防だけではなく、花粉症による生産性悪化を予防するためにもリモートワークを推し進めるのもいいでしょう。

春を快適に過ごすために、花粉症と新型コロナウイルスの両方の注意・対策をしっかりしていきましょう
オフィスでの感染症予防については、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

<参考>
・ エステー株式会社「コロナも花粉もしっかりガード ニューノーマル花粉対策ガイド」

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中森チカ株式会社ドクタートラスト 保健師

投稿者プロフィール

看護師として病棟勤務を経て、地域の保健師として高齢者の総合相談に携わりました。生活習慣病の予防や健康寿命の延長のためには病気になる前からの習慣づけが重要であると思い、現在は産業保健師として働いています。
今までの経験を活かして、わかりやすく、実践しやすい情報をお届けします。
【保有資格】看護師、保健師
【ドクタートラストの保健師サービスへのお問い合わせはこちら】
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