ビジネス渡航者向けコロナウイルスの検査証明の体制「TeCOT」とは?

インターネットの普及や情報通信技術の発展に伴い、モノや人の移動が国境を越えて行われるようになりました。
政府の統計によると、2016年の時点で約7万社の日本企業が海外に進出していることがわかります。
そんなグローバル社会の中、世界中でコロナウイルスが蔓延し、ビジネスや経済に大きな影響を及ぼしています。
2020年9月18日、経済産業省および厚生労働省は、渡航先が求める要件を満たす医療機関においてPCR検査等の予約を行い、陰性検査証明の円滑な取得を支援するための専用サイト「海外渡航者新型コロナウイルス検査センター(TeCOT)」を公開しました。
今回は「TeCOT」の概要および使い方をわかりやすく紹介します。

TeCOTとは?

基本的にビジネスで日本と海外を行き来する場合、出国前に陰性検査証明が必要となるケースが多く、証明方法は国によって異なります。
TeCOTは、渡航先ごとに設定された医療機関を渡航予定者がオンラインで検索・予約ができるウェブサイトで、2020年10月中を目途に稼働予定です。
これによって海外渡航者が以前よりも手軽かつ円滑に陰性証明を受け取ることができることとなるでしょう。
TeCOTでは、これら医療機関の検索・予約ができるほか、海外渡航に関する情報やFAQなどが提供されます。

TeCOTの使い方

TeCOTを使用するに際しては、gBizIDの取得が必要です。
gBizIDとは、企業から国への申請に関わる複数の行政サービスを、ひとつのアカウントでの利用を可能とする認証システムで2020年に始まりました。
取得したgBizIDを使い、TeCOT予約システムから予約申請を行っていきます。
医療機関の受付時間、何曜日に検査ができるかなども、TeCOTから確認することができます。
なお、検査にかかる費用について現時点で補助制度はなく、全額自費診療となっており、検査料、検査証明等の発行手数料などは医療機関によって異なります。
金額については、TeCOT予約システムから確認が可能です。

さいごに

新型コロナウイルスが蔓延し始めてから半年以上経過した現在でも、海外を行き来することは困難でビジネス・観光ともに停滞状況となっています。
今回紹介した「海外渡航者新型コロナウイルス検査センター(TeCOT)」の設立により、ビジネス渡航者の往来が若干ではありますが容易になった一方、観光客の往来はいまだ難しい状況です。
新型コロナウイルスが沈静化することを待ちつつ、観光で行き来できる体制が整っていけるといいですね。

<参考>
・ 経済産業省「TeCOT(海外渡航者新型コロナウイルス検査センター」

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大野 勝己

大野 勝己株式会社ドクタートラスト

投稿者プロフィール

学生時代に何度か入院経験があり、その経験からドクタートラストへの入社を決意しました。
働くことを通じて健康の重要性を伝えていきたいです。
【ドクタートラストへの取材、記事協力依頼などはこちらからお願いします】

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