リモートワークにもってこい!花や緑の画像でストレスを緩和

自粛生活が続き、イベントや友人との交流などがオフラインからオンラインに移行しています。
それに伴い、モニターと向き合っている時間が長くなっていませんか?
今回は、手軽に導入できるストレス解消方法をご提案します。

緑の画像を見ることでストレス緩和

「オフィスに緑を置くとよい」ということは、皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
実際に、緑視率(人の視界のうち、緑を占める割合)を高めるとストレスが軽減するという研究結果がでています。
これは、実物の緑に限ったことではありません。
アムステルダム自由大学の実験では、ストレスを感じた後に自然の写真を見ると副交感神経が活発になったそうです。
つまり、音や匂いがない緑の写真を見るだけでも、リラックス効果はあるということです。

花の画像を見ることでストレス緩和

上記のように、緑についてのリラックス効果は、知っている方が多いかもしれません。
では、花についてはいかがでしょうか?
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構は、花の画像を見ることで、ストレス反応を緩和するという研究結果を発表しました。
研究結果によると、花の画像を見ることで、脳の偏桃体という、感情の動きに関わる部分の活動が抑制されるとのことです。
白い菊の花、青空、椅子の画像を用いて試験を行ったところ、菊の花、青空の画像ともに心理的なストレス改善がみられたとのことですが、実際に身体のストレス反応(血圧)を低減させたのは、花の画像だったようです。

気軽にできるストレス解消、デスクトップを花や緑の画像にしてみませんか?

自宅内に、花や緑を飾ることができたらとても良いですね。
ただ、実際の花や緑は、どうしても水やりなどのお世話が必要です。
代わりにといってはなんですが、緑や花といった画像をデスクトップの壁紙やスマートフォンの待ち受け画像にするというのも、非常にお手軽なストレス解消法になるかもしれません。
私は、スライドショーに設定し、複数の自然の画像を時間によって切り替えるようにしています。
ふとした時に、綺麗な景色が観られるのも、とても良いですよ。

<参考>
Magdalena M.H.E. van den Bergほか「Autonomic Nervous System Responses to Viewing Green and Built Settings: Differentiating Between Sympathetic and Parasympathetic Activity」(『Int J Environ Res Public Health』、2015年)
望月寛子ほか「花の観賞は心身のストレスを緩和する」(国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構プレスリリース、2020年)

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瀧澤りよ株式会社ドクタートラスト 産業保健師

投稿者プロフィール

以前は検診機関で検診補助や、普及啓発活動、精検未受診者にしつこく勧奨するなどしていました。働く世代がほとんどにも関わらず、職域の状況は把握できないことにもどかしさを感じ、産業保健分野に興味をもちはじめました。
今はストレスチェックのお仕事を中心としており、特に集団分析や統計データ整備などを行っています。昨年から、どの企業様も57問版ストレスチェックから、80問版ストレスチェックに移行しています。最近は、この80問版ストレスチェックのデータを使って、研究発表すべく頑張っています。
【保有資格】看護師、保健師、第一種衛生管理者、人間ドック健診情報管理指導士
【ドクタートラストの保健師サービスへのお問い合わせはこちら】
【ドクタートラストへの取材、記事協力依頼などはこちらからお願いします】

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