社員の喫煙率を確実に下げたいときに取り組む3つのこと

社員の喫煙率を確実に下げたいときに取り組む3つのこと

社員の喫煙率を下げる取組みをしている企業は沢山あります。
順調に数値が下がっている企業もあれば、停滞している企業もあります。
今回は、さまざまな企業で話を聴いた中で、特に効果的だった禁煙対策をご紹介します。

禁煙しない人の言い分

喫煙率を下げる取組みを紹介する前に、禁煙できない人、禁煙しない人の言い分を以下に挙げてみます。

・ 喫煙所でしか吸っていない。周りの人に迷惑を掛けているわけではない
・ たばこは嗜好品。とやかく言われたくない。
・ 高い税金を払っている。逆に感謝されたいくらい
・ そもそもやめる気がない

耳にしたことがあるものも含まれているのではないでしょうか?
こういった方達の意識を変えることが喫煙率の低下に直結することを念頭に置いて、以下をお読みください。

喫煙率低下への取組み、おすすめはこれだ!

これまでに見聞きした企業の禁煙対策のうち、特に効果的だったものを3つご紹介します。

① 喫煙所の閉鎖(撤去)

喫煙所を閉鎖、撤去し、物理的にタバコを吸える場所をなくしてしまうことによって喫煙できないようにします。
半ば強制的に喫煙率を下げることが望めます。
ただし、喫煙者からすると少々乱暴ともいえる方法ですので、理解を得られにくい・反発される、などが予想されます。
モチベーションの低下などデメリットも起こりかねません。

② 禁煙は社長から!

社員に禁煙の指導をするとしても、上席者がプカプカ喫煙しているようでは効果が出ません。
まずは率先して社長から禁煙をしましょう(社長が非喫煙者であれば、役員など)。
禁煙をする方法もポイントです。
昔ながらの根性論で禁煙するのでは悲壮感が社内に立ち込め、雰囲気が悪くなるかもしれません。
禁煙外来などを利用し、周囲に「禁煙した」とアピールしていきましょう。
ただし、くれぐれも禁煙失敗をしないようにしてください!
社員からの信頼が地に落ちてしまうほか、逆効果になりかねません。

③ 個人戦ではなく、団体戦で!

「よし! タバコをやめよう!」と心に決めながら、道半ばで挫折し、禁煙をあきらめた経験がある方はかなり多いのではないでしょうか?
個人単位で禁煙すると、禁煙をやめる時もまた個人。
自分に言い訳をしてしまい、負け癖がついてしまいます。
そこでおすすめなのが禁煙チームを組んで、みんなで禁煙達成を目指すというものです。
挫折しかけた時やメンバーがくじけそうな時など、グループで励ましたり、また励まされたり。
時には、タバコ禁止の飲み会を喫煙者のみで行うなどのイベントを企画するなど工夫をすることで、つらいイメージのつきまとう禁煙も、楽しい取り組みになります。
副次効果として、社員同士のコミュニケーションが円滑になって会社の雰囲気が良くなるなども期待できます。
健康管理のアプリケーションなどで情報共有を行い、「みんなでがんばろう」とモチベーションを上げるのもおすすめです。

新型コロナウイルス対策に「禁煙」

2020年は、世界的に新型コロナウイルスの猛威に襲われています。
産業医の先生から、新型コロナウイルス感染症対策には「禁煙が有効」と話を伺いました。
感染リスクを下げるためには、マスクを着用し「3密」を避けることが有効であるとされています。
タバコを吸う行為は、マスクを外さなければいけません。
また、狭い喫煙所に人が集まると、「密」が生まれます。
禁煙し、「密」な環境を避けるだけで感染リスク低下につながります。
今こそ、本気で喫煙率を下げるタイミングではないでしょうか!

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藤原 実

藤原 実株式会社ドクタートラスト 大阪支店

投稿者プロフィール

ドクタートラストに入社後、早7年。業種規模問わず、さまざまな企業に訪問させていただいております。それらを踏まえ、アドバイスをさせていただきます! 産業保健についてより身近に感じていただけるよう、肩の力を抜いて情報をお届けします!
【保有資格】健康経営アドバイザー
【ドクタートラストへの取材、記事協力依頼などはこちらからお願いします】

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