中小企業にも重要な働き方改革とは

中小企業にも重要な働き方改革とは

働き方改革とは、個々の事情に応じたさまざまな働き方を自分自身で選択できるようにするための改革です。
大切な経営課題のひとつとして世間に認知され始めていますが、具体的にどのような取り組みをしていったらいいのでしょうか。
また実際に「働きやすさ」と「働きがい」を両立している企業はどのような体制や施策を導入しているのでしょうか。

働き方改革に大切な3つの柱

働き方改革には大切な3つのことがあります。
一つ目は「正規雇用、非正規雇用の格差の解消」です。
働く人が正当な処遇を受けていると実感できるようにすることが目的です。
正規労働者と非正規労働者の不合理な格差を埋めていけば、労働者不足も改善され、生産性の向上も見込めます。
二つ目は「長時間労働の解消」です。
ワーク・ライフ・バランスを改善し、労働参加率を今よりも上げていくことが目的です。
労働時間が短くなれば、仕事と家庭生活の両立や、介護や子育てに参加中のひと、また女性や高齢者も仕事に就きやすくなるなどの社会的なメリットが生まれます。
三つ目は「多様な働き方の実現」です。
自分自身のライフステージに合った仕事を誰もが選択できるようになる未来にすることが目的です。
転職が不利にならない柔軟な労働市場や、多様性を認める企業慣行を作ることで、働く人のライフステージに合ったキャリアを自ら選択できます。
また、テレワークやフレックスタイム制度などの勤務制度を整えれば、働き方をより柔軟化させることが可能です。

働き方改革の例

「働きやすさ」と「働きがい」を両立している企業は、業務の改善・効率化、組織・事業デザインの見直しへの取り組みが多くなっています。
業務の効率化がうまくいけばプライベートの時間の確保できますし、子育てや介護世代の方の社会に参加しやすくなります。
また、高年齢者雇用の促進や男性を対象とした子育て支援など、対象者の広い施策も多く導入されています。
育児、介護、傷病治療などとの両立のための法定義務を上回ったしくみを導入している企業が「働きやすさ」と「働きがい」を両立している企業には多いです。
働き方の柔軟化施策において「働きやすさ」と「働きがい」を両立している企業に特徴的な施策は、「転勤見直し」「副業兼業の許可推進」などです。
また、在宅勤務や長期休職制度も多くなってきています。

中小企業の重要性

日本国内の雇用の約7割は中小企業・小規模事業者です。
そのため、それら規模の大きくない会社でも働き方改革を行う必要があります。
職場環境改善などの魅力のある職場作りに取り組むことで人事不足を解消し、生産性向上が見込めます。
また、人材の確保が達成させると生産性があがり、会社の業績も上がります。働き方改革を進めることによって国にも各企業にもメリットがうまれます。
中小企業で働いている方も働き方改革についてもっとよく知り、実践していきましょう。

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中澤美歩株式会社ドクタートラスト

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